2006年6月16日金曜日

「日本俳優協会賞」の受賞者決定

●「日本俳優協会賞」の受賞者が決定しました第12回「日本俳優協会賞」の選考委員会が5月12日(金)に開催され、担当役員の坂田藤十郎副会長・澤村田之助理事と選考委員各氏が昨年4月から本年3月までの推薦結果および本協会役員からの推薦の集計を真剣に検討した結果、「日本俳優協会賞」の受賞者2名、「同・奨励賞」の受賞者1名、「同・功労賞」の受賞者1名が選ばれ、理事会の承認を得て、正式に決定しました。今回の受賞者は下記の通りです(敬称略)。受賞者には記念品(賞牌)と副賞が贈られます。(俳優ニュース)



「日本俳優協会賞」の受賞者2名







中村 吉之助(なかむら きちのすけ)

《受賞理由》
昨年6月歌舞伎座『盟三五大切』判人長六実はごろつき五平、9月歌舞伎座『勧進帳』駿河次郎、『東海道中膝栗毛』按摩、本年2月歌舞伎座『極付幡随長兵衛』保昌武者之助など計4役で多くの票を集めた。平成14年度第9回日本俳優協会奨励賞を受賞しているが、このところ大きな役もつき活躍が目立っており、日本俳優協会賞にふさわしいと認められた。

市川 新蔵(いちかわ しんぞう)

《受賞理由》
昨年5月歌舞伎座『義経千本桜』申次の侍、公文協巡業における『実盛物語』九郎助のほか、平成14年「歌舞伎会・稚魚の会」合同公演における『盲長屋梅加賀鳶』の道玄などの役も再評価され、多くの票を集めた。九郎助などの老け役もよくこなし、道玄では台詞などを工夫し役を自分のものにしている。また市川團十郎の弟子としてもたいへんまじめにつとめている点などが高く評価された。











「日本俳優協会賞・功労賞」 1名 

市川 左升(いちかわ さしょう)

《受賞理由》
三代目市川左團次、現・左團次に忠実に仕え、また幼い男寅の育成にも努力を惜しまない。女形として菊五郎劇団で味のある演技を見せる貴重な存在。大病を患いしばらく舞台を離れていたが、ようやく復帰もかない、今後の益々の活躍を期待しての授賞となった。



表彰式は6月21日(水)に、歌舞伎座夜の部の最初の休憩時間に舞台をお借りして執り行います。