2006年6月2日金曜日

福助気ままに語る 6月

「藤戸」は、平成10年、宮島歌舞伎で初めてつとめたものです。吉右衛門兄さんが構成をなさって、厳島神社奉納公演として上演されました。このときは、屋外での夜の公演とあって、色々と不安もありましたが、お天気もよくて、本当に貴重な体験をさせていただきました。 今回は、吉右衛門兄さんが作品自体をもう1度練り直し、松羽目ものとして、能がかりな演出で上演します。(福助 気ままに語る)



「暗闇の丑松」のお米は祖父五代目福助に当てて書かれたお役で、祖父は実現できなかったが、時代を経て現福助が演じることになります。こうしてこの作品も「古典」になっていくのだと思います。



「藤戸」は宮島歌舞伎で見ましたので、今回どう練り直されているか楽しみです。福助はこの時「汐汲」を踊りました。月明かりに照らされとても美しかったです。