2006年7月4日火曜日

第4回たけのこ会 上村以和於の劇評

第4回たけのこ会を見た。三津五郎の一門の生きのいいところが歌舞伎舞踊のちょいといいところに取り組む。いうなら舞踊会には違いないが、あくまでも役者としての修行の道筋というスタンスをしっかり踏まえている。そこが、見ていて頼もしくも清々しい。



三津之助、三津右衛門、八大、また『三人形』で丹前奴の足拍子をあざやかに踊ってのけた大和にしても、みな共通した味を持っている。



つまりそれこそが「大和屋」の風である。



かれらの踊りを見ていると、八代目や九代目の三津五郎の面影が随所に感じられる。おそらくかれらは、意図して真似ているのでもなければ、九代目はともかく八代目を見知っている筈もない。それにもかかわらずそれを身に付けているというのは、当代の三津五郎を通じて学んだものであるのに相違ない。そこが、何とも興味深い



三津五郎も一曲踊る。『三ツ面子守』。あざやかにして、しかも端正に崩れないところが、まさに代々の三津五郎に一貫して流れていた、大和屋ならではの芸の風格というものである。(演劇評論家 上村以和於オフィシャルサイト)



たけのこ会は4回目だそうですが、今回初めて見に行きました。常磐津のものって、いかにも歌舞伎舞踊らしいのが多いと思いますが、今回取り上げた演目は実に歌舞伎味たっぷりで大変面白かったです。一門の方もみんな上手で、流石大和屋一門だと感心しました。



「大和屋」の風、と上村さんが言われていますが、正統且つおおらかな踊りで、一門の色をかんじました。



三津五郎も自ら初役に挑む、一緒に勉強する姿勢が好感持てます。



次回も又行きたいと思いました。



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