2006年8月2日水曜日

三津五郎の今月の役どころ

◆新作舞踊劇「たのきゅう」



わかぎさんの持っているポップなアートのセンスが活かされる題材であり、また娘、殿様、和尚と早替りの部分や、大蛇との闘いの部分が、舞踊として大きな見せ場になると思ったからです。

文句なく楽しい舞踊劇になるでしょう。振付の腕もなかなかの三津五郎さん、楽しみですね。

◆「吉原狐」 三五郎



軽いタッチの喜劇ですが、吉原に生きる人たちの日常が、ほのかな郷愁となって皆さまの心に届くよう、三五郎という人物を造り上げたいと思っています。

吉原が舞台の 軽いタッチの喜劇ということです。

◆「駕屋」



初めての上演です。舞踊会でも踊ったことがありません。だがいつかは一度、と念願にしていた踊りでもあります。ちりめん浴衣にいなせな姿、またその浴衣さえ脱いでしまい、最後はふんどし一丁で踊るという小気味のいい踊りです。しかしそこに犬が絡み、可愛い愛嬌を添えるのがミソになっています。今回はその犬に坂東小吉。故吉弥さんのお孫さんの初舞台は、戌年にちなんだ可愛い役になりました。この後も末永くご声援を賜りますよう私からもお願い申し上げます。

私は踊りの会で二度ほど観ていますので、初めての上演とは意外でした。女性が踊ったのはある意味無理がありましたね。ふんどし一丁ではありませんでしたが恥ずかしかったです。今回は安心して観られます。いなせで小気味のいい駕屋さんに初舞台の小吉くんの犬が絡む、今から想像できます。

◆「南総里見八犬伝」 網干左母二郎  犬山道節



渥美先生の八犬伝は、泥絵の具で描いた絵芝居のような歌舞伎味が醍醐味ですので、あまり理屈っぽくならず、楽しみながら色濃くキャラクターを造型してみたいと考えています。 (今月のスケジュール)

長編をどのように短くまとめてみせるか、見せ場をどうもっていくか等が難しいと思いますが、お子さんと一緒に観て楽しいような舞台に仕上げるとのことです。



務められるお役それぞれにコメントを書いて居られ、どれも楽しみな気がします。戌年にちなんだ狂言ということで「八犬伝」や「駕屋」を選んだそうです。