2006年10月24日火曜日

歌舞伎を楽しむ(4)清水まり

その逆で歌舞伎をたとえ一度も観たことがなくても、この芝居に深い感銘を受ける人もいるはずです。歌舞伎初心者にお勧めの演目といえば「わかりやすくて楽しい、見た目も派手な作品」と思われがちですが、決してそうではないのです。会社や家族のために仕事一途であったがゆえに、歌舞伎を観る機会がなかったという男性もたくさんいらっしゃることと思います。この「元禄忠臣蔵」はそういう方々にこそ、初めての歌舞伎体験として観ていただきたい作品です。 (asahi.com:〈第4回〉「大人の歌舞伎デビュー」 - 歌舞伎を楽しむ - 文化芸能)

歌舞伎とは実にいろんな形態があり、あれも歌舞伎、これも歌舞伎、演じる役者も臨機応変に古典もやれば、新作も演じます。華やかな様式美を堪能したり、今回のように全く地味な男のドラマに心打たれたり、飽くことありません。



真山青果の「元禄忠臣蔵」を初めてご覧になったら、きっと感動されることと存じます。