2006年11月5日日曜日

三津五郎の復活舞踊

「七枚續~」は、坂東流の流祖・三世三津五郎が江戸の文化文政期に初演した七変化舞踊(女三の宮・梶原源太・汐汲・猿回し・願人坊主・老女・関羽)。



 常磐津「源太」は源平合戦の折、梶原源太景季が箙(えびら)に梅の枝をさして戦い、風流男とはやされた逸話が題材。生田の森の合戦を物語るうち、酒を飲んだ勢いで、なじみの傾城・梅ケ枝との痴話げんかの話になって…。 「役者の経験を三十年重ねて、芝居も踊りも引き出しが増え、『源太』の持つ色気、柔らかさ、品など、求められるものが出せるようになった」と話す。 



これまで九代目の父とともに舞踊の勉強会「登舞の会」をつくり、主に埋もれた三世の変化舞踊復活に力を注いできた。その一つが常磐津「願人坊主」。江戸時代、市中を徘徊(はいかい)して門付けや水垢離(みずごり)の代参をする下級僧侶の風俗を写した踊り。六代目尾上菊五郎が踊った清元「浮かれ坊主」の原曲でもある。 「浮かれ坊主」は曲も衣装も洗練されているが、「こちらは残された三世の錦絵通りに、いがぐり頭にボロ扇子を使い、当時の風俗をリアルに演じてみます」。 毛色の違った名作舞踊二題の演じ分けが見どころとなる。(http://www.tokyo-np.co.jp/00/mei/20061104/ftu_____mei_____002.shtml)

三津五郎は意欲的に変化舞踊の復活に力を注いでいます。今回もめずらしい演目を踊ってくれます。「浮かれ坊主」の原曲でもある「願人坊主」は正に風俗舞踊、とても興味あります。いつか、七変化七演目全部に挑戦してほしいですね。全く資料がないのもあるかもしれませんので、少し無理なお願いと思いますが・・・