2006年11月25日土曜日

小玉祥子の劇評 国立劇場「元禄忠臣蔵第二部」

遊郭で遊びほうけているかに見えた内蔵助は、浅野本家の家臣、進藤(彦三郎)から、意図と反する浅野家再興への動きを知らされた時に揺れ、主税(愛之助)にあだ討ちの決意を打ち明ける時に本心を見せる。藤十郎の柔らかさから厳しさに転じる変わり目が見どころだ。秀太郎の遊女浮橋が好演。(MSN-Mainichi INTERACTIVE 歌舞伎)

史実の内蔵助はかなり廓遊びをしたそうです。水に石を投げて波紋の行方をじっと待つ、辛い日々を紛らわしていたとも言えます。その苦衷を藤十郎は好演していました。



「御浜御殿」は梅玉の持ち役となるでしょう。素晴らしい出来でした。