2007年1月10日水曜日

上村以和於の観劇偶談 浅草花形歌舞伎

愛之助の権太はよかった。仁左衛門の指導というが、基本的には延若がやっていたやり方に更に工夫を加えたもののように思われる。しかし型の詮索などより前に、役をすでに我が物として消化しているのに感心した。手強さが必要な役の時の方が、芸が大人に見えるのが愛之助のおもしろいところだ。男女蔵の弥左衛門がちゃんと老け役になっているのにちょっと見直す。(演劇評論家 上村以和於オフィシャルサイト)

愛之助の権太が良いようです。仁左衛門の権太を観た時、いつも見慣れた権太ではないが上方風もなかなか良いものだと認識致しました。愛之助は<役をすでに我が物として消化している>と上村氏が言われていますが、関西型いがみの権太が確実に継承されていくと思います。



獅童、勘太郎、七之助、男女蔵も良い出来とのこと、若手の力演で盛り上がる浅草歌舞伎です。