2007年1月18日木曜日

俊寛僧都の庵の屋根は本物の昆布?

さて今日は、私は出演しておりませんが『俊寛』からお話を。絶海の孤島<鬼界ヶ島>に流された俊寛僧都が住む、朽ち木で作った庵。屋根には板のかわりに昆布を渡してあるという有様ですが、この昆布、本物の昆布を使っているのはお気づきでしたか?乾物屋で売られているような長さのある昆布を、水で戻してから使用するんですが、調達から舞台でのセッティングまでは小道具方の担当(屋根への置き方は、見た目のバランスもあるので役者も関わります)。同じものを数日は使うことができるので、終わるたびに回収し、吊るすなどして保管します。 公演中、毎回、あるいは数回に一度といったペースで消費されるものを<消えもの>と申しておりまして、おもに劇中で役者が口にする食べ物のことをさすことが多いのですが、この昆布も<消えもの>に入るそうです。<消えもの>は、たいていの場合小道具方が準備することになっておりますが、かかる費用は劇場(製作サイド)が負担するというのが通例と伺っております。もちろん、公演、演目によっては様々な場合があるでしょう。ちなみに歌舞伎座での昆布の調達先は、やっぱり築地だそうですよ。(梅之芝居日記)

梅之さんのブログに面白いお話がありましたので、紹介致します。



磯の香りがほのかにして、海辺の感じにリアル感がでますね。