2007年12月18日火曜日

第二十四回 「四国こんぴら歌舞伎大芝居」

第二十四回 「四国こんぴら歌舞伎大芝居」



公演期間  平成20年4月5日(土)~23日(水)19日間



お 練 り   平成20年4月4日(金)



市川海老蔵 市川右之助 片岡市蔵 市川男女蔵滝 坂東亀寿 尾上松也 尾上右近



第一部(午前十一時開演)



「双蝶々曲輪日記」 角力場    



「太刀盗人」長唄囃子連中



歌舞伎十八番の内 「暫 」大薩摩連中



第二部(午後三時開演)



「夏祭浪花鑑」 序  幕 住吉鳥居前の場 二幕目 難波三婦内の場 大  詰 長町裏の場



「供奴」長唄囃子連中(第二十三回 四国こんぴら歌舞伎大芝居)





来年のこんぴら歌舞伎は市川海老蔵が座頭という、若さ溢れる一座です。



金丸座の小屋に暫 しばらく~の声が鳴り響くことでしょう。



新橋演舞場2008・6月

昼の部



『婦系図(おんなけいず)』六幕十場



お蔦 波乃 久里子/ 小芳 水谷 八重子/早瀬 主税 片岡 仁左衛門



夜の部



八重子十種の内『鹿鳴館(ろくめいかん)』四幕



影山 朝子 水谷 八重子/清原 永之輔 西郷 輝彦/草乃 波乃 久里子/影山 悠敏 市川 團十郎(キャスト&スタッフ|新派120年記念 六月新派公演|新橋演舞場|歌舞伎・演劇|松竹)



新派に歌舞伎から仁左衛門と團十郎が客演、華を添えます。



亀治郎初役で雪姫

「これは京屋のおじさん(中村雀右衛門)に習います。自分の役者としての財産を増やしていただくことができ、大変感謝しております」(東京新聞:亀治郎が歌舞伎復帰 初役で『雪姫』 新春浅草歌舞伎:伝統芸能(TOKYO Web))

浅草歌舞伎は若手が大役に挑戦できるということで、大変興味深い舞台が期待できます。テレビに出演していた為、しばらくぶりの歌舞伎ということですが、大役雪姫に挑戦します。中村雀右衛門さんに教えて頂く由、きっと良い雪姫になるでしょう。



2007年12月11日火曜日

国立劇場1月の新しいチラシ

国立劇場お正月の新しいチラシがのりました。



あらすじを読みますとどんなお芝居か分かってきます。



イベント情報もご覧下さい。手拭いまきが毎日あるようですよ。



http://www.ntj.jac.go.jp/cgi-bin/pre/performance_img.cgi?img=2713_4.jpg







2007年12月10日月曜日

梅之芝居日記より~「将軍江戸を去る」

慶喜の台詞にも「ああ、時鳥(ほととぎす)が鳴く…」とありますように、やはりお客様にも、ああ、ホトトギスだなと思って頂きたくもございますので、師匠ともご相談いたしまして、たびたび『髪結新三』でホトトギス笛を担当なさった先輩にご教授頂き、不肖私が勤めさせて頂いております。(梅之芝居日記)

梅玉さんが今回は多少変更があります、と言われてましたが、具体的に梅之さんが説明されています。南座に足を運ばれた方はホトトギスの声にご注目下さい。



梅玉のひとりごと 2007/12

新しい名前を継いだあと、意識しないで名前が言えるようになり、また返事ができるようになってくると、自然とその名前がぴったりとしてくるのは不思議な気がいたしますが、錦之助の名にふさわしい華がそなわった舞台を勤めておられます。(baigyoku.com ひとりごと)

先月の受賞のお話や京都の楽しい交遊記のお話が書かれています。



今月の舞台のお話では慶喜のくだりが興味あります。私も慶喜といえば寿海さんです。最後の千住大橋を去るところ、もう足元がおぼつかないのですが、最後の将軍の格と哀れを感じる良い幕切れでした。



錦之助さんも南座顔見世ですっかりお名前が板に付いたことでしょう。「対面」の五郎観たいですね。





新橋演舞場3月公演「スーパー歌舞伎ヤマトタケル」(

スーパー歌舞伎ヤマトタケル(歌舞伎美人 | ヤマトタケル)



右近と段治郎のダブルキャストということです。予約の時には確認して下さい。



2007年12月7日金曜日

『演劇界』2008年1月号

『演劇界』2008年1月号(演劇界)



表紙は御園座「鳴神」の雲の絶間姫の菊之助。



俳優クローズアップ 七代目 尾上菊五郎

   貫禄と気風(きっぷ)のよさ――児玉竜一


三津五郎の今月のお役 2007・12

◆「鎌倉三代記」 佐々木高綱初役です。



今回はいつもの型でなく、祖父八代目が昭和31年に勤めて以来51年ぶりとなる芝翫型を復活いたします。(略)実際残された錦絵を見ますと、どれも菱皮のカツラに仁王襷という扮装で、昔はこちらの方が主流であったことがわかります。(略)曾祖父が大正時代に演じた時でさえ異端視された資料が残っておりますから、かなりのスピードで「多見蔵型」が浸透していった過程がうかがわれます。ですから、あえて損なやり方であることを承知の上ですが、この機会を逃しては絶滅してしまうかもしれない型を復活するのも私に与えられた使命かと思い、上演の決意をいたしました。祖父も書き残しておりますが、多見蔵型のようにぶっかえりがあったり、セリフをウネウネ言う技巧的な部分があったりする訳ではなく、時代物の主役としてど~んとした直球の重みをもって見せていかなければいけませんので、役者としてはその地芸がものをいってしまう難しさがあります。歌舞伎界に一石を投じる価値のある上演となれますよう、努力してみたいと存じております。

三津五郎さんの“絶滅してしまうかもしれない型を復活する” という使命感に拍手を贈りたいです。“歌舞伎界に一石を投じる価値のある上演”になったと言えるでしょう。(渡辺保氏の評による)

◆「粟餅」まったくの初役です。



(略)短い中にも変化に富んだ楽しい曲であり、踊っていて楽しくすっかり大好きになりました。これを機会に「なんだこんな楽しい踊りがあったのか」と皆様に思っていただけるよう、橋之助さんと気を合わせ、「寺子屋」と「ふるあめりか」の間の一服の清涼剤となれますように、明るくも味わい深く勤めたいと思います。

「芋掘長者」も大変面白い舞踊劇で、なんで今まで上演されなかったのかと思いましたが、「粟餅」も同じように感じるのではないでしょうか。



これからの観劇ですが、とっても楽しみです。



(今月のスケジュール)



2007年12月6日木曜日

渡辺保の激評 2007・12歌舞伎座

昼の部の「鎌倉三代記」の後半、三津五郎初役の珍しい芝翫型の佐々木高綱が昼夜を通して一番の出来である。 (2007年12月歌舞伎座)

「鎌倉三代記」の佐々木高綱を三津五郎がめずらしい芝翫型で演じ、初役にもかかわらず上出来とのこと。



まだ観ていませんが、大期待です。



渡辺保の劇評 2007・12国立劇場

吉右衛門の松浦鎮信は、第一に肥前平戸六万三千石の殿様らしい上品さがいい。芸の上でもとかく場当たりで下品になりがちなこの役で立派に七百年の歴史を持つ名家の殿様らしいところが一番である。 (2007年12月国立劇場)

昨日5日に観てきましたが、三演目の内やはり「松浦の太鼓」が良かったです。しかし、去年の青果の忠臣蔵に比べ、どれも軽い。一幕こういう肩の凝らないお芝居が入るならよろしいが、三本続けて観ると飽きてしまいます。



吉右衛門の松浦候は、渡辺氏が言われたように、殿様らしい鷹揚さがあって、それでいて世情の事情に好奇心を抱く人間味ある殿様を好演していたと思います。



歌六の其角ははまり役。芝雀のお縫は、お点前をする時にきりっとみせた御殿勤めの女中らしい雰囲気が良かったです。お茶の心得もあるのだと思いました。



幕開きの下座で「老松」の一節が唄われていました。



(松という文字はかわれど待つ言の葉の其かいありて積む年に
~) 



                                     
「堀部弥兵衛」は宇野信夫が初代に書き下ろしたものだそうです。弥兵衛の人柄も頑固一徹の老人とだけではなく、暖かいかわいい人物に描かれています。



お話は分かっていますし、ほのぼのとしていますが、テレビの時代劇スペシャルのような感じで物足りない気がしました。



「清水一角」明治6年黙阿弥作ですが、あまり出来が良くない。魚屋宗五郎みたいにお酒を飲むようなシーンが見所なのでしょうが、あまりぱっとしませんでした。





二月大歌舞伎 2008・2歌舞伎座

歌舞伎座百二十年初代松本白鸚二十七回忌追善二月大歌舞伎(歌舞伎美人 | 二月大歌舞伎の演目と配役)

初代松本白鸚二十七回忌追善ということで、ゆかりの演目が並びます。



二十三回忌追善の時は実にさびしく、白鸚さんがかわいそうと思いました。今回は二人の息子に孫、甥も共演しますし、口上もあります。泉下の八代目幸四郎も、さぞうれしく思っていることでしょう。



何といっても、「関の扉」の関兵衛は天下一品でしたから、当代吉右衛門の力量が問われるお役ですね。



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