2008年1月14日月曜日

渡辺保の激評2008/1国立劇場

初演以来二百十九年ぶりという「小町村芝居正月」を見た。桜田治助の顔見世狂言である。桜田治助の作品は、並木五瓶や鶴屋南北と違って話の筋よりも役者本位に書かれていて、とかくドラマの緊密度は二の次になるから、今日の舞台へ復活するのがむずかしい。まして今は忘れられた約束事が多い顔見世狂言である。復活の困難さ、この上ない。(2008年1月国立劇場)

お正月の復活狂言3年目になりますが、今回はちょっとパターン化したように感じました。<今日の舞台へ復活するのがむずかしい>と渡辺氏が指摘なさっていますが、顔見世狂言以外の作品も多くあるようなので、作品選びを考えたほうが良いかも知れません。