2008年4月17日木曜日

河村常雄の劇場見聞録~「風林火山」

もう一つは筆者だけ感じたことかもしれないが、二つの芸質が浮かび上がったこと。父や妻との確執に苦しみながら覇権を目指す若き武将の情熱を高らかに歌い上げる信玄(晴信)では伯父の猿之助に、声を落とし策をめぐらす勘助では父親の段四郎にそっくりなのだ。 猿之助と段四郎の双面。そこに、猿之助の颯爽明快なせりふと情熱があり、段四郎の歌舞伎味がある。亀治郎の可能性を一挙に開示した。これが最大の成功に思える。(河村常雄の劇場見聞録 : エンタメ : YOMIURI ONLINE(読売新聞))

テレビで1年演じた信玄と、もう一役勘助との二役を演じた亀治郎は、叔父と父の双面だと言っています。亀治郎の魅力はこの辺がカギでしょう。



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