2008年5月20日火曜日

「團十郎の歌舞伎案内」書評

「歩き方などは言葉だけでは分からない。毎回着物姿で楽器も持ち込み、動きながらやった。ところどころ脱線していたら、時間が足りなくなった」と苦笑する。残りは出版社の社員相手に追加講義を行い、本にまとめた。(好評 団十郎の歌舞伎史観 : 伝統芸能 : 舞台 : エンタメ : YOMIURI ONLINE(読売新聞))

いろいろお話する内に、つい時間が過ぎてしまう、1日だけの講義を聞いた時もそうでした。前もって準備していらしゃるのにうまく収まらない、團十郎さんらしいと思いました。



この本は、いかにも團十郎さんらしい切り口で面白く、あっと言う間に読んでしまいました。



この記事で取り上げられたお話はもちろんですが、その他でも、「助六」のセリフでよく聞く「だれだと思う、つがもねえ」のつがもねえの意味ですとか、これからの歌舞伎のあり方についてのご意見だとか、パリのオペラ座の秘話も興味深いです。



もう一つ、父十一代目との思い出や貴重な写真も沢山載っております。



読み終わりますと、益々團十郎さんが好きになります。是非まだの方はお買い求め下さい。