2008年5月25日日曜日

「小倉の野辺の~」

「青砥稿花紅彩画」 の序幕、初瀬寺花見の場 の信田小太郎(菊五郎)と千寿姫(梅枝)が幕切れに、手に手をとって花道を歩いていくところで、下座の唄が入ります。



聞いたことがある一節でしたが、何の曲か思い出せず、帰りの電車でずっと考えていました。家までバスに乗ったのですが、バスの中で分かったのです。あまりうれしくて、ブログに書いてしまいます。



「小倉の野辺の一本(ひともと)すすき、いつか穂に出て尾花とならば、露が妬まん恋草(こいぐさ)や~」



長唄「傀儡師」の一節です。



いつも適切な曲が選ばれていると思います。下座は楽しいです。耳を傾けて下さい。