2008年8月19日火曜日

渡辺保の劇評2008年8月歌舞伎座

菊十郎の茶店の婆、権一の三島の宿の主人が秀逸。小吉の安之助が抜群のうまさである。2008年8月歌舞伎座



3部の愛蛇姫について歌舞伎の心境地を感じるといったことが書かれています。

私は2部のみの観劇なので、コメントは2部限定になります。菊十郎や権一が出てくると途端に世話の世界になりうれしくなります。こういう味のある役者は貴重です。今の若手がこの歳になって、果たして匂いが出せるでしょうか?



三津五郎の親方と弟子たちの江戸の色と、祇園町で生きている女たちの色がはっきりと分かって面白かったです。小吉君の安之助には泣かされました。



酒呑童子は勘三郎は前半の童子は可愛く踊りも良かったです。愛嬌笑いをするとオヤジさんそっくり!そういえばお盆だ~なんて思ってしまいました。後半は長唄の三味線と鳴物が小気味よく、盛り上がりを助けた感じてした。趣向を凝らした演出、目が楽しいという程度ですね。