2008年9月9日火曜日

上村以和於の随談 亀治郎の会

いまの歌舞伎界で、『俊寛』と『娘道成寺』をふたつながら自分の演目にしたのは富十郎と勘三郎の二人だろう。しかし亀治郎の『道成寺』は、これら先輩の『道成寺』とはまったく違う。両先輩のは、六代目菊五郎以来の、恋する娘の百態を組曲として踊る加役の『道成寺』だが、亀治郎のは、恋の執着を踊りぬく真女形の『道成寺』である。歌右衛門を彷彿とさせるのもむべなるかなだが、『俊寛』や『道成寺』でくりひろげて見せた知略の数々以上に、畏るべしと思わせるのは、むしろこういうところなのだ。真女方亀治郎!(上村以和於の随談)

「平成教育委員会」に出演したらしい。見たかったです!



上村以和於さんが亀治郎の会の劇評を書かれていて、大変面白いです。



彼の『京鹿子娘道成寺』を是非見てみたいです。



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