2008年10月3日金曜日

福原会

福原会
福原流家元継承 七代目福原百之助襲名披露演奏会が10月2日国立劇場で開催されました。歌舞伎座の初日昼の部を見て、銀座四丁目~三宅坂まで都バスでいきました。この路線は便利なのに、1時間に1,2本しか運行していません。



七代目福原百之助さんは人間国宝の寶山左衛門さんのお孫さんで、父は常磐津文字蔵さん、母は福原道子さんという恵まれた環境でいらっしゃいます。前名福原賢太郎さんの頃から、囃子方のホープとして活躍されていました。



襲名披露の曲目は長唄「黒塚」で、唄 今藤尚之 三味線 杵屋佐吉 ご自身は小鼓でした。この曲は四代目佐吉(現佐吉の祖父)の作曲、五代目百之助(新百之助の祖父)の手附だそうです。



寶山左衛門さんの作曲の笛だけの演奏というのが何番かありました。笛の音というのは日本の風土に溶け込む繊細で美しい音色ですね。



ご挨拶で久々に寶山左衛門さんのお顔を拝見致しました。お元気そうでしたが、小さなお声で「ありがとうございます」とおっしゃったのが精一杯という感じでした。笛を持って構えただけで、姿が良く品があって神々しい雰囲気があり、その音色も素晴らしかったです。東音会にはいつも出演されていらしたので、良い演奏を沢山聴かせていただきました。



七代目福原百之助さん、襲名おめでとうございます。益々のご発展お祈り申し上げます。