2008年10月8日水曜日

「大老」に出演の外人さん!能舞台の「道成寺」!

ハリスは紀伊国屋(由次郎)さん、ヒュースケンは十字屋(桂三)さん、そして下士官は私の同期、中村蝶之介さん! 3幕目第1場は、調印を祝うパーティーの場面で、私たち腰元役は、“異人のお客様”を接待しますが、ここで蝶之介さんと少しやりとりが…。ああ、照れくさい…。(梅之芝居日記)

三日目の会で6日に見てきました。筋書を買わなかったのでどなたが演って居られるのかと思っていたので、梅之さんに教えていただいてすっきりしました。写真撮影は珍しかったでしょうから、舞台の方の演技でその当時どう受け止められていたか表現しなくてはいけません。なかなか面白く拝見しました。



しかし、この場の能舞台で大老の奥様がいくら舞踊の名手とはいえ、道成寺を踊るのはおかしいです。武家では能でしょうし、踊りなら役者を連れてくるでしょう。時代考証は?と疑問が湧きます。このことについてプログラムに何か説明が載っているのでしょうか。どなたか分かりましたらコメントお願い致します。

大大名の正室が、異人相手に踊りをみせるという光景は、なんとも珍しいものですが、大名家には<お狂言師>という女性が出入りしておりまして、これは市井で踊りの師匠をしている者がなったそうですが、男子禁制の大奥にて、踊りはもとより芝居のひと幕をも演じて(もちろん全役女性で)奥方、姫君、局方を楽しませていたそうですから、そういう屋敷出入りの芸人に教わって勤め上げたのかな、などと私は勝手に想像しておりマス。

梅之さんが私の疑問を解いて下さいました。「汐汲」か「道成寺」と過去に二通りの例があり、今回はミックスのようなかたちにしたようです。お狂言師という女役者の存在はあったとしても、奥方が踊るのは?と思いますが、単純に芝雀さんに踊らせたかったのかな?