2008年10月13日月曜日

河村常雄の劇評 2008年10月国立劇場

当代一の大老役者・吉右衛門を大老に得たこともあり、歴史劇としても楽しめる好舞台となった。(河村常雄の劇場見聞録 : エンタメ : YOMIURI ONLINE(読売新聞))

吉右衛門の大老をはじめ、梅玉、魁春、芝雀、段四郎など適役ぞろいで、見応えあります。序幕の埋木舎の存在が後の展開に効果的。あの平安な幸せが、暗殺前夜に回想され、お静の方との愛を全うする。二人の愛の巣を観客も共有できる感じで、序幕が甦ります。