2008年10月13日月曜日

祖父三代目時蔵50回忌追善狂言「嫗山姥」

「嫗山姥」は早世した父の四代目時蔵(享年三十四歳)も昭和三十年代に演じ、その後、時蔵家ではしばらく途絶えたものの、平成五年に当代時蔵が初役で勤めて“復活”。「弟子の中村時蝶がすべて覚えていて、彼から教わりました。唯一家の芸として残っている出し物なので、他の人にも伝えていきたい」(東京新聞:<歌舞伎>中村時蔵親子 『嫗山姥』で三代目50回忌追善狂言:伝統芸能(TOKYO Web))

歌舞伎の家は父から子へと芸が継承されますが、その隙間を埋めるのがお弟子さんです。先代、先々代のそばにいて、しっかり見て覚えているんです。中村時蝶さんは貴重な存在です。祖父、父の残した家の芸として精一杯演じてくれることと思います。



※11月歌舞伎座の演目案内の記事で間違ったコメントを書いてしまいました。私が見たのは三代目ではなく、四代目時蔵さんでした。訂正分を書きましたが、この場をかりましてお詫び致します。3年後に父上が亡くなるとは幼い時蔵さんは大変でしたでしょうね。