2008年12月28日日曜日

12月歌舞伎公演国立劇場賞

12月歌舞伎公演「遠山桜天保日記」の受賞者は下記の通り決まりましたのでお知らせ致します。



○優秀賞   尾上 松緑 (佐島天学の演技に対して)



          尾上 菊之助(尾花屋小三郎の演技に対して)



○奨励賞    新潟行形亭 芸妓・舞妓一同尾上 梅之助・尾上 菊史郎・尾上 菊三呂・尾上      徳松・中村 竹蝶・中村 一蝶(新潟行形亭の芸妓・舞妓の演技に対して)(12月歌舞伎公演 国立劇場賞のお知らせ|日本芸術文化振興会)





松緑さん、菊之助さんは個性を活かした役作りで好演だったと思います。



奨励賞の大勢さんの踊りも楽しかったです。



ご受賞おめでとうございます。



初春歌舞伎公演記者会見(初春歌舞伎公演記者会見|日本芸術文化振興会)



写真入りで各人の抱負が載っています。



福助気ままに語る 久々にまとめて10月まで

女形の場合、獅子毛を振らないというのがいかにも本流のように云われておりますが、せっかく獅子毛をかぶっているのですから、お客様にも楽しんでいただくためにも、私は思う存分に振るようにしています。振ってはいけないのなら「枕獅子」のように結い上げたカツラの上に獅子毛を被るようにしたら良いと思います。 京屋のおじさまが昭和57年にNHKで踊ったビデオを拝見しましたら、やはりたくさん振っていらっしゃって。それを力に今回も千秋楽には父の年…80回振りました。 (福助 気ままに語る)

ずっと更新が途絶えていましたが、なんと一挙に半年分!



千秋楽見ました、50回超えてエーッ・・・80回、お父上のお祝いだわと思いました。



NHKテレビ29日午後0:15~午後0:50(35分)

東京・築地市場は、職人技と魚のワンダーランド! 第1回は、江戸の香りと心が残る築地市場で、人々の魅力的な表情や、長い歴史がつむいできた美意識を紹介する。(NHK 番組表)



市川團十郎さんが出演されます。



天璋院篤姫の乗物が初公開

今回、2008年7月にアメリカで確認され話題となっている、天璋院篤姫が婚礼時に使用した乗物が、初公開となります。(江戸東京博物館:「珠玉の輿~江戸と乗物~」)

すでに公開されていますが来年の2月まで開催されていますので、豪華な女乗物を見にいかれてはいかがでしょう。



第二十五回 四国こんぴら歌舞伎大芝居 出演者と演目

出 演 者



中村勘三郎 中村扇雀 坂東弥十郎 片岡亀蔵 中村勘太郎 中村七之助 ほか



演   題



[ 第一部 ] 『 平家女護島 俊寛 』 『 恋飛脚大和往来 新口村 』 『 身替座禅 』



[ 第二部 ] 『 伊賀越道中双六 沼津 』 『 闇梅百物語 』(第二十五回 四国こんぴら歌舞伎大芝居)





来年のこんぴらは中村屋です。常より一段とヒートアップすることでしょう。



NHKテレビ 28日午後3時~京都南座中継

八陣守護城/藤娘/梶原平三誉石切(NHK 番組表)



京都南座の顔見世から上記3演目が放映されます。



河村常雄の劇評 2008年12月京都南座

師走の風物詩、京の別世界(河村常雄の劇場見聞録 : エンタメ : YOMIURI ONLINE(読売新聞))



昼の部の評が書かれています。



孝太郎さんのインタビューも載っております。あわせてご覧下さい。



2008年12月18日木曜日

いがみの権太で三役達成!

また「千本桜」では、すでに狐忠信、知盛を演じた海老蔵だが、今回いがみの権太を演じることで、『立役の卒業論文』といわれる三役を演じ切ることになる。「このような大きな役を若いうちに経験しておきたかった。『千本桜』を通して演じられる役者になりたいと思っていたので、うれしいです」(東京新聞:<歌舞伎>海老蔵と獅童 新橋演舞場『初春花形歌舞伎』で共演 『七つ面』72年ぶり復活:伝統芸能(TOKYO Web))

『立役の卒業論文』ー3役を経験することは大変ラッキーですが、これからが大変!繰り返し演じて、どの役もよい成績を残して下さい。



歌舞伎十八番の復活も、大いに期待しています。成田屋の芸を積極的に演じていこうという彼の信念は不動のようです。



上村以和於の今月の一押し 2008年12月

正統にいけば、今月は三津五郎の『娘道成寺』である。坂東流に伝わる、随所に見慣れたのと違うところがあって、それ自体が目新しい。衣裳が赤に始まり、最後にまた赤に戻って終るというのは、始めあり終りありという感じで、本来かくあるべきではないかと思われる。(演劇評論家 上村以和於オフィシャルサイト)

やはり、今回の三津五郎の『娘道成寺』は面白い。昭和の名女形が確立した道成寺のあり方に、正攻法で挑戦した大和屋の勇気と才能に拍手したい。踊り手によっていろいろと解釈があるし、それぞれに良さがあると思います。実に新鮮で、生煮えの新作よりずっとよかったです。



渡辺保の劇評 2008年12月歌舞伎座夜の部

十五代目羽左衛門写しの明るく、はなやかな梶原で、その天性の明るさは今日他の人に見ることの出来ない味わいである。 (2008年12月歌舞伎座夜の部)

この芝居は内容というより、梶原を演じる役者のニンによるという気がします。富十郎さんは爽やかでセリフもよく素晴らしいです。



二月大歌舞伎 演目と配役

歌舞伎美人 | 二月大歌舞伎



サイトにアップされました。



2008年12月16日火曜日

二月歌舞伎座の演目

二月歌舞伎座の演目
昨日歌舞伎座に行きましたら出ていました。



昼の部



○菅原伝授手習鑑  加茂堤・賀の祝



      松王丸ー染五郎 



      梅王丸ー松緑



      桜丸ー橋之助



○京鹿子娘二人道成寺



      玉三郎



      菊之助



○文七元結



      長兵衛ー菊五郎



      女房お兼ー時蔵



      文七ー菊之助



      角海老女房ー芝かん





夜の部



○蘭平物狂



     三津五郎



○勧進帳



     弁慶ー吉右衛門



     富樫ー菊五郎



     義経ー梅玉



○三人吉三



     お嬢ー玉三郎



     和尚ー松緑



     お坊ー染五郎





人気投票の結果ということなのでしょうか、ま・た・か?の演目もありますが、この際、極付と解釈いたしましょう。当代の最高の配役と言えますね。



2008年12月11日木曜日

歌舞伎俳優チャリティーサイン会 12日13日の二日間

歌舞伎俳優直筆の絵やサインが描かれた色紙などを、同日昼の部・夜の部の開演前と休憩時間に販売いたします(売り切れ次第終了)。(俳優ニュース)

歌舞伎座で休憩時間に歌舞伎俳優のサインン会が実施されるそうです。この日に観劇でない人も参加できるのでしょうか?



テレビ朝日 この後零時15分~海老蔵出演

市川海老蔵と銀座ぶらり(テレビ朝日|番組表)



犬丸治の考察ー 常磐津の道成寺道行

三津五郎道行・再考(2008年随想・漫筆・余滴)



図書館で資料を調べたり、かなり詳しく取り上げて居られます。



長年見慣れた「京鹿子娘道成寺」が役者や流派で様々に伝承されたということは、大変興味あることです。「道成寺物」と呼ばれ多くの新作が作られていますが、古い時代の現在と違った型の道成寺を復活上演して下さる大和屋さんに感謝します。ここで本興業で上演された意義を感じます。



渡辺保の劇評 2008年12月

以上五点。そのいずれにおいても、三津五郎の「道成寺」は「道成寺」の原点に戻って本格を守ったという点で、今日第一の「道成寺」であった。 (2008年12月歌舞伎座)

今月の評は殆ど三津五郎の「道成寺」についてであります。それほど感動したのでしょう。私は来週観劇予定、非常に楽しみです。



2008年12月8日月曜日

徹子の部屋 市川亀治郎がゲスト

徹子の部屋



12月12日  市川亀治郎初登場!



http://www.tv-asahi.co.jp/bangumi/



2008年12月5日金曜日

三津五郎の今月の役どころ 2008年12月

曾祖父7代目はその3代目以来の道成寺と一巻を、2代目三津江という女狂言師から伝えられました。道行に赤の衣装と常磐津を用いること、恋の手習いの部分をまだ恋を知らない乙女で演じるために、他流とはいささか振りが違うこと、最後にまた赤の衣装に戻ることなど、坂東流ならではの特色のある舞台を皆様にお見せできれば、と思っております。(今月のスケジュール)

三津五郎家に伝わる道成寺というのがあるんですね。大変楽しみです。



私は学生の頃、道成寺を訪れたことがあります。バスでかなりかかって門前まで行きました。途中日高川を渡り、この川を泳ぎ渡ったのだなぁと思いました。道成寺絵巻というのがありまして、お坊さんが紙芝居のように説明してくれまして、ちょっと頂けなかったと記憶しています。肝心の鐘は京都にあるようです。



2008年12月3日水曜日

11月歌舞伎公演 国立劇場賞

11月歌舞伎公演 国立劇場賞のお知らせ



11月歌舞伎公演「江戸宵闇妖鉤爪」の受賞者は下記の通り決まりましたのでお知らせ致します。



○優秀賞   市川 春猿(商家の娘お甲・女役者お蘭・明智の女房お文の演技に対して)



○特別賞  澤村 鐵之助(老婆百御前の演技に対して)(11月歌舞伎公演 国立劇場賞のお知らせ|日本芸術文化振興会)





春猿さんはどのお役も美しく、そして三役を演じ分け奮闘していました。



鐵之助さんの百御前は何か乱歩の世界を彷彿させるような存在で、大変印象に残りました。



ご受賞おめでとうございます。



御園座「陽春花形歌舞伎」2009年4月 

市川海老蔵五役相勤め申し候「雷神不動北山桜」



主な出演者市川海老蔵 ほか



一等席 16,000円 ・ 二等席 9,500円 ・三等席 5,000円 ・特別席 18,000円 (公演スケジュール)



2008年1月に演舞場で演じたものの再演になります。大詰は演出を変えるのでしょうか?



上村以和於の今月の一押し 2008年11月

菊之助を見ながら、実際の政岡もこのぐらい若かったのではあるまいか、とふと思った。(演劇評論家 上村以和於オフィシャルサイト)

私も同じことを思いました。政岡は重いお役でベテランが務めるのが常ですが、実年齢の菊之助が演じて、それは一途な若い母親の気持ちが感じられました。海老蔵の仁木をはじめ皆若手が真摯に臨んで素晴らしい舞台でした。



葵大夫の今月のお役~菊之助の政岡

だんだん義太夫の三味線に耳が開いていらっしゃいます。そうした努力を重ね、「型物」の構造を把握し、心をおこめになる。そうしたことの成果が今回の好評につながっていらっしゃるのではないかと思います。(今月のお役)

菊之助の政岡について書かれています。彼の真面目に取り組む様子がよく分かり、うれしいご報告です。



50年ぶり『遠山桜天保日記』復活上演

酒宴を開く「行形亭」の場は、新潟の市山流に教えを受け、「新潟おけさ」「相川音頭」を本場仕込みの振り付けで踊る。「その相川音頭の踊り手が一瞬、捕り手に早変わりして激しい立ち回りになります」(<a href="http://www.tokyo-np.co.jp/article/entertainment/tradition/CK2008112902000212.html">東京新聞:<歌舞伎>50年ぶり『遠山桜天保日記』“復活上演” 尾上菊五郎 桜吹雪あらわに 痛快大立ち回り:伝統芸能(TOKYO Web)</a>)

明日初日を向かえる国立劇場の遠山の金さん、相変わらず音羽屋の面白い趣向盛り沢山のようです。



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