2009年9月28日月曜日

音羽屋の忠信と勘平

「道行ですから、浮き浮きとした雰囲気が大事。二年ほど前、神谷町の兄さん(中村芝翫)が静をやってくださったときは、踊りであって踊りでないところをうまくつないで、ふわふわとした感じが出ました。若い人だと普通の踊りになってしまうからね」(東京新聞:<歌舞伎>10、11月歌舞伎座でお家芸の狐忠信、勘平 菊五郎、独壇場で魅せる:伝統芸能(TOKYO Web))

この時の「道行」は、私が何十回も観た中で初めて主従を感じた静と忠信でした。この心境にいくのは容易いことではないのでしょう。息子菊之助との共演は何度か観ていますが、さあ今回は如何なりますか楽しみです。



勘平は昼の部の終わりの「落人」から続けて観たいですね。手に手を取ってお軽の在所へ、舅姑との世話になっている最中の出来事ということが、よく分かります。お軽は時蔵、コンビが定着しているのでやりやすいと思います。



「松の緑」三津五郎

<a href="http://www.ntj.jac.go.jp/performance/2979.html">公演情報 詳細|日本芸術文化振興会|四世稀音家六四郎二十三回忌追善演奏会</a>



稀音家六四郎さんの会で、三津五郎さんが「松の緑」を踊ります。



2009年9月25日金曜日

海老蔵オンエア情報

10月博多座出演の海老蔵のインタピューやコメントを放送する詳細が載っています。



博多座





2009年9月21日月曜日

吉例顔見世大歌舞伎 2009年11月歌舞伎座 演目と配役

吉例顔見世大歌舞伎



通し狂言 仮名手本忠臣蔵(歌舞伎美人 | 歌舞伎座)





能と歌舞伎 特別公演

能と歌舞伎



平成21年10月26日(月)午後5時開演【一回公演】



(歌舞伎美人(かぶきびと) | 歌舞伎座)



能の「松風」と舞踊「村松風二人汐汲」を比較鑑賞するという企画ですね。玉三郎、福助で以前に踊った、村雨・松風の二人で踊る「汐汲」です。



一回限りの公演ですので、お申し込みはお早めに~



2009年9月13日日曜日

河村常雄の劇評 2009年9月歌舞伎座昼の部

染五郎は竜馬を、私欲なく維新回天を望み、人間味あふれる魅力的青年に作り上げた。これで完結は惜しい。「元禄忠臣蔵」のように「最後の一日」から遡って続編を作ってもいいのではないか。(九月歌舞伎座・昼の部 : 河村常雄の劇場見聞録 : エンタメ : YOMIURI ONLINE(読売新聞))

シリーズで見てきたが、染五郎は竜馬を好演、若手主体で通しをやっても良いと思います。



やはり播磨屋の技量は確かで、観客をうならせる演技は小気味良いですね。



友右衛門の存在

八十九歳になった雀右衛門、さすがに舞台は間遠になった。「一日おきに父親の家に通っています」と長男。「いまの劇場が取り壊しになる来年四月までに一度、歌舞伎座の舞台に立たせたい」(東京新聞:<歌舞伎>9月大歌舞伎 矢代條介、亀井六郎の二役 大谷友右衛門 脇でもキラリ 二枚目の立役:伝統芸能(TOKYO Web))

以前は女形も演じていましたが、最近はもっぱら立役に徹しているようです。七代目幸四郎の孫という従兄弟仲間が多い中、あまり目立った存在ではありません。彼はこのほどほどに歌舞伎に出演するのが性にあっているようでず。流石に、一度舞台に上がれば、存在感あるキラリとした演技を見せてくれます。二人の息子さん達はどういう方向で成長していくか楽しみです。



俳優祭の時、舞台の雀右衛門を久しぶりに見ましたが、綺麗で色気がありパーッと明るくなった気がしました。サヨナラ公演中お元気なお顔を見られると良いですね。



2009年9月7日月曜日

国立初春歌舞伎公演「旭輝黄金鯱」のチラシ

公演情報 詳細|日本芸術文化振興会|初春歌舞伎公演「通し狂言 旭輝黄金鯱(あさひにかがやくきんのしゃちほこ)」



お正月のチラシがアップされました。チラシ裏面を読むと宙乗りに鯱つかみ!本水!何だか8月の海老蔵のと被る感じです。名古屋開府400年にちなんだ狂言ということです。



平成中村座名古屋城内に~

「江戸時代の雰囲気を残す芝居小屋を再現したい」との思いで、本丸御殿跡近くの二之丸広場に建てた仮設劇場は木の香が漂う約1千平方メートル。中村座の定紋「角切(すみきり)銀杏(いちょう)」や大ちょうちん、歌舞伎絵などが飾られ、840を数える客席にはお大尽席や桟敷もあって、400年前の歌舞伎の世界にタイムスリップさせる。(asahi.com(朝日新聞社):満員の観客が「中村屋!」 名古屋城内で歌舞伎公演 - 歌舞伎 - 舞台)

仮設劇場では勿体ないような芝居小屋です。雰囲気ある小屋で客席と一体になって、演じる側も見る側も楽しい時間が共有できるのが何よりです。



梅津貴昶の会

能のようでいて、また、歌舞伎舞踊のようでいて、さにあらず。身体のさばきは清麗で、濁を含むことがない。貴昶の芸は、派手な衣装や化粧を原則として排した「素踊り」で、能と歌舞伎の狭隘(きょうあい)な境目に成立している。「舞踊」とはニュアンスが異なる「舞い踊り」と自ら言う。 (asahi.com(朝日新聞社):生まれ変わる歌舞伎座、感謝の舞 -古典芸能 - 舞台)

現歌舞伎座での最後の会は「京鹿子娘道成寺」と「三社祭」。彼の「舞い踊り」をある舞踊家は癒しの踊りという。見終わって実に清々しい気持ちになる。今までの踊り方とちょっと違います。振付の腕も確か、新しくなった歌舞伎座でも彼の「舞い踊り」が見たいですね。



2009年9月6日日曜日

渡辺保の劇評 2009年9月歌舞伎座

七代目幸四郎没後六十年、初代吉右衛門没後五十五年を偲んで、施主はすなわちその孫現九代目幸四郎と二代目吉右衛門、ゆかりの狂言がならぶ昼夜七本立て。なかでは初代吉右衛門の当り芸だった「鈴が森」が一番の見ものである。 (2009年9月歌舞伎座)

今月の高麗屋と播磨屋の共演の訳が分かりました。七代目幸四郎の孫、曾孫を含めたらもっと大所帯になりますね。



「鈴が森」を絶賛しておられます。良いコンビです。



(今月未見)





新歌舞伎座レポート

気になるのは、新歌舞伎座完成までの公演がどうなるかという点。松竹は「代替劇場として新橋演舞場で年間十~十一カ月歌舞伎を上演する。明治座などほかの劇場や地方からの上演要望も多いので、全体の公演数は減らない」と言う。(東京新聞:<歌舞伎>和風桃山様式維持、“愛着派”へ配慮 バリアフリー化推進 防災・エコ面での充実も:伝統芸能(TOKYO Web))

外観やバリアフリー等かなり期待にそうようで安心しました。先日、裏の三味線屋さんに行きましたら、こちらも移転されるそうで、裏にある食べ物屋さんとかも取り壊しになるそうです。つまり裏の道から晴海通りまでが敷地になるということですね。



代替劇場は新橋演舞場ということですが、圧倒的に3階席が少なくて、今から思いやられます。袖は見にくいし、正面は2列しかないし、今から悩みの種です。





2009年9月4日金曜日

葵太夫さんの記事~常磐津一巴太夫の会

第二部はゲストを交えてたいへん豪華な構成でありました。「吉田屋」はいつも芝居でタテ三味線を勤められる常磐津八百二師がワキに廻って、伊左衛門を当たり役とする15仁左衛門丈がタテをお弾きになります。これがたいへんご立派な演奏ぶりで、つくづく敬服しました。(つねひごろ)

葵太夫さんが大変詳しく書いて居られます。お浚い会に引き続き豪華ゲストによるお楽しみ!仁左衛門さんはお三味線なんでもお達者なのですね。いつぞや、「お祭佐七」の楽の日に劇中で清元「落人」を弾かれたことがあります。「吉田屋」もたいそう良かったようですね。



ご本を出版されたことも分かりました。面白そうです。



あの美声を五月は昼夜楽しませて頂き、得した気分でした。これからもご健康に気をつけられ



ご活躍下さいませ。



玉三郎の今月のコメント 2009年9月

5月に行って参りました「モルディブでの過ごし方」が9月1日発売の婦人画報へ掲載されております。お楽しみ頂けたらと存じます。(坂東玉三郎ページ)

8月の南座舞踊公演のお話、佐渡に行ってのお稽古のこと等書かれています。



婦人画報はちらっと見てきました。海の玉三郎さんは別人!とてもリラックスされて良いお顔です。海の写真もステキです。



2009年9月1日火曜日

メトロ文楽 IN 永田町駅

「メトロ文楽 IN 永田町駅」 公演



1実施日及び時間    平成21年 9月 4日(金) 18時00分~ (約30分間)



2場        所    東京メトロ 有楽町線・半蔵門線・南北線 永田町駅構内 乗換広場(B3F)



3出   演   者    吉田和生(よしだ かずお)(東京メトロ|ニュースリリース)



恒例になりましたメトロ文楽のお知らせです。お時間がありましたら是非永田町へ~







第36回 NHK古典芸能鑑賞会

◆日時 21年11月28日(土)



◆於 NHKホール



◆前売り開始 9月14日(月)10時~(ローソン以外のコンビニでは11時~)



◆舞楽「還城楽(げんじょうらく)」    宮内庁式部職楽部



◆地唄「笹の露(ささのつゆ)」   唄と三絃:米川文子 富山清琴   唄と箏:山勢松韻   尺八:山本邦山



◆舞踊「鷺娘(さぎむすめ)」長唄囃子連中   鷺の精:吾妻徳彌 唄:岡安晃三朗   三味線:稀音家祐介 囃子:藤舎呂船



◆歌舞伎  「梶原平三誉石切  (かじわらへいぞうほまれのいしきり)」            鶴ヶ岡八幡社頭の場   梶原平三景時:中村吉右衛門   娘梢:中村芝雀   俣野五郎景久:中村歌昇   飛脚谷山早助:中村錦之助   青貝師六郎太夫:中村歌六   大庭三郎景親:市川段四郎



(第36回 NHK古典芸能鑑賞会:コンサート・舞台:NHKプロモーション)



今回は歌舞伎は「梶原平三誉石切」で吉右衛門です。



徳彌の「鷺娘」は徳穂のと同じなら、演出が変わっていてステキです。





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