2009年11月27日金曜日

並木宗輔展-浄瑠璃の黄金時代

並木宗輔展-浄瑠璃の黄金時代



協力:三原市立中央図書館/東京大学付属図書館/ 東京大学文学部国語研究室/早稲田大学図書館 他



会期:2009年12月1日(火)~2010年1月31日(日)



会場:演劇博物館2階企画展示室Ⅰ(早稲田大学坪内博士記念 演劇博物館)



早稲田大学演劇博物館で人形浄瑠璃三代名作の作者の一人である並木宗輔にスポットをあてた企画展が開催されます。



数多い浄瑠璃本の他にも関連の物も展示され、黄金時代をうかがうことができるようです。



彼は禅僧から還俗して浄瑠璃作者になったとのこと。時代を経ても心に染みる作品を作った、ネッコには仏教の精神があるからなのかも知れません。



大変興味深い企画展ですので、早稲田に足を運んで下さい。



尚、藝能史研究會との共催で講演があります。詳細は下記をご覧下さい。





関連企画 第33回藝能史研究會東京例会

◆「からくり研究と絵画資料」   山田 和人 氏(同志社大学 教授)

◆「並木宗輔作『和田合戦女舞鶴』の構想と『吾妻鏡』」      
              内山 美樹子 氏(早稲田大学文学学術院 教授)
 
開催日時:12月5日(土)13:30~17:30(13:00開場)

場  所:大隈小講堂(大隈講堂地下1階)

入場無料・事前予約不要
  
【定員300名】
   ※会場定員に達した場合、ご入場いただけない場合がございます。
    あらかじめご了承ください。

[主催]藝能史研究會
[共催] 早稲田大学演劇博物館



2009年11月26日木曜日

南座顔見世 まねき上げ

京都に年の瀬告げるまねき上げ 南座、顔見世興行を前に - 写真ニュース 47NEWS(よんななニュース)



いよいよ年の瀬という実感がします。贔屓の名前を探し携帯に撮る、という光景が目に浮かびます!今回はわくわくする演目配役で行かれる人が羨ましい。



イタリア文化会館で友右衛門が朗読

『随筆日本―イタリア人の見た昭和の日本』翻訳出版記念(イタリア文化会館 東京)



フォスコ・マライーニは、文化人類学者、作家、写真家など多彩な顏を持っています。彼は、戦前から戦後にかけての激動の時代と、その後の何度かの滞在期間を通して、変りゆく日本と日本人の姿を見つめ続けました。この貴重な体験から、日本の文化と歴史に関する怜悧な考察を、深い愛情と感性あふれる文章で綴った『随筆日本』(1956年)が生まれました。

『随筆日本』は、イタリア本国で何度も版を重ね、また数ヶ国語に翻訳されて外国人の日本理解に大いに寄与しました。その大著が、著者自身の「読み直し」と新しい序文を加筆した2000年改訂版の全訳で、初めて日本に紹介されます。 その翻訳出版記念として、TVドキュメンタリー『日本へのラブレター フォスコの愛した人たち』(石川テレビ 2004年)の上映、『随筆日本』の一節の朗読、生前親交のあった方々の座談会を行います。


『随筆日本』の一節の朗読を大谷友右衛門がします。友右衛門の普段舞台から受ける印象とは違う一面が見られると思います。『随筆日本』の内容も興味ありますね。イタリア人が見た日本はどういう印象だったのでしょうか。



参加希望の方はメールで、参加費は無料です。



2009年11月25日水曜日

「歌舞伎名舞台」CD集発売

六代目中村歌右衛門、八代目松本幸四郎、十七代目中村勘三郎ら昭和の歌舞伎を彩った名優らの舞台を収録したCD集「歌舞伎名舞台」(1~3、各2演目)が発売されている。複数のマイクで録音したため、各役者のセリフが立体的に聞こえるのが特徴だ。 (asahi.com(朝日新聞社):昭和の名演、セリフ堪能 CD集「歌舞伎名舞台」 - 歌舞伎 - 舞台)

昭和54年頃の収録のCDです。懐かしく思い出される方にも、又現在第一線で活躍の親世代なので生をご覧になっていない方にも貴重だと思います。名優の名調子が堪能できるかと思います。



2009年11月23日月曜日

富十郎一休寺へ成功祈願

一休さんは後小松天皇の皇子で墓所は宮内庁が管理していて普段は拝見できないということですが、遠路うかがったということで、特別に門扉を開けていただき、お参りさせていただきました。(富十郎、「一休禅師」ゆかりの酬恩庵一休寺を訪問!|日本芸術文化振興会)

東京新聞の記事をご紹介しましたが、こちらは写真が一杯載って居ります。私の記憶にないはず、一般の拝観はできない所です。



葵太夫さんのご子息

私の倅が清元の太夫修業中でございますが、このほど宗家より「清元瓢(ひさご)太夫」芸名を頂戴し、この24・25両日の「火の見櫓」で初御目見得いたします。はからずも親子共演ということに相成りました。(今後の予定)

息子さんは清元へ、声の出し方は全くちがいますが、同じ世界です。初御目見得で共演なさるとはうれしいことでしょう。竹本と清元が同じ舞台になることは珍しいことですから、良かったですね。(三方掛合いは竹本・常磐津・長唄なので)24日、25日に観劇の方は大きな拍手を贈って下さい。



この記事は六条亭さんのブログで紹介されていましたので知りました。当ブログでも紹介させて頂きます。



2009年11月22日日曜日

富十郎「一休禅師」復活への意気込み

今年八十歳になった富十郎をこれだけいれこませたのは「新歌舞伎といってももう古典。それでも江戸歌舞伎より、自分の中に染み込んでくるものがある」からだと言う(東京新聞:<歌舞伎>中村富十郎 坪内逍遥の新歌舞伎 72年ぶり『一休禅師』:伝統芸能(TOKYO Web))

富十郎は必ず所縁の地へ赴き、イメージをふくらませ役作りをします。今回も一休寺を訪れ、一休の人物像を掴んだようです。新歌舞伎は明治とはいえ、江戸時代とは違って近代思想が基調にありますから、心に染みこむものがあるのだと思います。八十歳になって新作に挑むエネルギー、素晴らしいです。



以前、舞踊劇「良寛とこどもたち」を演った時、確か愛ちゃんは3才だったと思いますが、今回はかむろ役で出演、父と同じ舞台に立ったことがはっきり記憶に残る年齢です。愛ちゃんにとってステキな財産になることでしょう。



2009年11月17日火曜日

伝統文化ポーラ賞の奨励賞に長唄三味線の杵屋巳吉

ポーラ伝統文化振興財団(東京)は、第29回伝統文化ポーラ賞の奨励賞に長唄三味線の杵屋巳吉を選んだ。(ポーラ奨励賞 長唄三味線、杵屋巳吉に : 伝統芸能 : 伝統芸・舞台 : エンタメ : YOMIURI ONLINE(読売新聞))

大薩摩の演奏、新曲の作曲、最近歌舞伎座の舞台で活躍なさっている巳吉さんがポーラ賞に選ばれました。密かに応援していた方なのでうれしく思います。これからも埋もれた古曲の復活など力を入れていきたいとおっしゃって居られますので、楽しみです。ご受賞おめでとうございます。



花道会歌舞伎セミナー ゲストに團十郎

第十六回 花道会 歌舞伎セミナー 



魅力たっぷりの正統派 團十郎が語る歌舞伎の今



出演 市川 團十郎(歌舞伎俳優)



聞き手 鈴木 治彦  (歌舞伎コメンテーター)



(花道会 歌舞伎セミナー これまでのセミナー)



成田屋さんのHPにご案内がありました。一般申し込みもできるようです。



壽初春大歌舞伎 2010年1月歌舞伎座 演目と配役

歌舞伎美人 | 壽初春大歌舞伎の演目と配役



何と言っても雀右衛門の出演がうれしいです。「勧進帳」はかつて七代目幸四郎の追善で三兄弟が日替わりで演じたことがあり、大変印象に残っています。結局この度は孫三人が弁慶を演じることになります。二代目松緑の息子辰之助の弁慶が見られないのは悲しいです。



2009年11月15日日曜日

京都南座顔見世「まねき書き」始まる

看板は25日の「まねき上げ」で南座正面に掲げられる。(asahi.com(朝日新聞社):大入りの願い込め 京都・南座「まねき書き」始まる - 歌舞伎 - 舞台)

京都の師走の風物詩、「まねき上げ」は25日に掲げられるそうです。役者さんのお名前を勘亭流で書く作業はもう始まっています。今年の顔見世は華やかで大入りのことでしょう。



近藤瑞男の劇評 2009年11月歌舞伎座

「鶴ケ岡社頭」では、富十郎の師直が、品格と大きさの中に憎々しさを漂わせ、見事な人物造形。(東京新聞:歌舞伎座さよなら公演 顔見世「仮名手本忠臣蔵」 富十郎が見事な人物造形:伝統芸能(TOKYO Web))

富十郎の師直は前回も良かったが、大きさといい、セリフといい、はらといい申し分なしです。



2009年11月10日火曜日

梅玉のひとりごと 2009年11月

服部逸郎は最後に馬に乗って出てきて幕を閉めるのですから本当に気持ちの良いお役です。それまでの芝居の雰囲気が壊れること無く、義士が本懐をとげたことをお客さまと共に喜びつつ幕を閉めたく思います。(baigyoku.com ひとりごと)

今月の梅玉さんは大序から大詰まで3役に出演なさっています。服部逸郎役は本当に気持ち良いお役ですね。馬に乗って颯爽と出てこられ、爽やかに幕と観客も晴れ晴れした気分になります。梅丸君のお話が書かれていますが12月は京都へ、家庭教師付き!両立は大変でしょうが頑張って下さい。



渡辺保の劇評 2009年11月新橋演舞場

この三人は上等な規格品、菊五郎、幸四郎、団十郎、あるいは仁左衛門、玉三郎から、この三人にバトンが渡ったことがわかる出来である。(2009年11月新橋演舞場)

私は昼夜これから観劇予定なので、コメントできませんが、今回の三人がしっかりとこの狂言を伝えていってくれるだろうと思います。



渡辺保の劇評 2009年11月歌舞伎座

こういう状況にからんで芝居をしていって、それが自然な形になっていかにもキレイに見えるのは、芸が自由な心境に達したからこそのことである。 (2009年11月歌舞伎座)

菊五郎自身が言っていましたが、大先輩の教えを受け、それも何人かの型なりアドバイスに忠実に演じてきて、今は自分なりの解釈で自由に演じられる、そうなると勘平は面白い。この心境が正に今月実を結んだのだと思います。



昼の部はこれからですが、勘三郎の判官、富十郎の師直、魁春の顔世が良いとのこと、楽しみです。



2009年11月7日土曜日

河村常雄の家元探訪市川 團十郎(1)

<河村常雄の家元探訪>市川 團十郎(1)(<河村常雄の家元探訪>市川 團十郎(1) : 伝統芸能 : 伝統芸・舞台 : エンタメ : YOMIURI ONLINE(読売新聞))

今回から市川流です。舞踊公演にも出演される團十郎さん、踊りへの思いなどお話いただけると思います。



2009年11月4日水曜日

葵太夫の今月のお役 10月千本桜忠信

千穐楽のご挨拶を5菊之助丈にしましたあと、「お父様ひと月ご無事で何よりでございました」と申し上げますと、「そうなんですよ。欄干を飛び越すときなんかこっちも思わず固まっちゃうんです」と笑っておいででした。お役に向かい合うお父様を孝行な5菊之助丈はじっと見守っていらしたひと月だったと推察いたします。(今月のお役)

葵太夫さんの記事を読みますと、菊五郎の真剣に役に向かい合う姿、息子菊之助の父を気遣う優しさ、心にジーンときました。





大阪新歌舞伎座来年9月こけら落とし

近畿日本鉄道は、来夏、大阪市天王寺区の複合商業ビル内にオープンする新歌舞伎座の概要と、こけら落とし公演の内容を発表した。 6~8階に入居する新劇場は1464席で、回り舞台や花道を備える。外壁には旧劇場のシンボル・唐破風とやぐらをイメージした装飾を施す。来年9月、こけら落とし公演「松竹花形歌舞伎」を開催。市川猿之助が総監修し、一門の若手「21世紀歌舞伎組」が出演する。(新歌舞伎座、こけら落とし : 伝統芸能 : 伝統芸・舞台 : エンタメ : YOMIURI ONLINE(読売新聞))

東京の歌舞伎座と入れ替えのように、来年9月に大阪新歌舞伎座が開場こけら落とし公演を開催とのことです。こけら落とし公演「松竹花形歌舞伎」は「21世紀歌舞伎組」の出演です。大阪で歌舞伎の出来る小屋が2軒になり、関西方面の方にはうれしいニュースですね。



玉三郎の今月のコメント 2009年11月

先月も述べさせて頂きましたが、打男のお稽古で佐渡へ渡り、またこの八千代座公演で山鹿に伺い、都会での生活や仕事が多い私としましては、地方で物を作れますことが、自分の人生の中で大切なことだと感じています。ここに居てゆっくりものを考え、今自分の居る位置というものを再確認することが出来るのです。(坂東玉三郎ページ)

先月の歌舞伎座でのお役のこと、今月の八千代座出演のお話などが書かれています。東京を離れ、ゆっくり過ごせる貴重な月のようです。玉三郎さんにとってこの八千代座でのお仕事は、欠くことの出来ないライフワークなのでしょう。



ブログ アーカイブ