2010年6月25日金曜日

八月花形歌舞伎 新橋演舞場2010年8月 演目と配役

八月花形歌舞伎(歌舞伎美人(かぶきびと) | 新橋演舞場)
若手による三部制、一部が海老蔵、二部が福助橋之助兄弟、三部は勘太郎海老蔵という構成です。歌舞伎座で恒例だった納涼歌舞伎より年令が若くなりました。注目は三部の「四谷怪談」ですね。期待のコンビです。

2010年6月10日木曜日

第23回伝統芸能サロン 明治の歌舞伎‐歌舞伎の近代化

第23回伝統芸能サロン 明治の歌舞伎‐歌舞伎の近代化

講師  古井戸 秀夫氏(歌舞伎研究家)(第23回伝統芸能サロン 明治の歌舞伎‐歌舞伎の近代化|日本芸術文化振興会)
日時  7月17日(土) 14:00~
今日の歌舞伎の土台を作った明治の歌舞伎についてのレクチャーでず。これは見逃せません。劇聖の話、新たな作家による新歌舞伎の誕生などの話が中心でしょうか。

2010年6月9日水曜日

渡辺保の劇評 2010年6月国立劇場

ただ惜しいのは絶間姫の体をさわっていってついにたまらなくなるところの欲望に、強さ、激しさが欠けている。ここがドラマのポイントだけに惜しい。したがって「堕落した」も生きないのである。そこで人格が変らないからもう一つ劇的な盛り上がりを欠くのが残念。いい鳴神だけに惜しい。 (2010年6月国立劇場)
愛之助は松竹座で海老蔵の代役で鳴神を演じています。急な怪我で海老蔵が休演となり、ホテルの部屋で一晩教わっただけで舞台に出たと聞きました。この時の評判も良かったようです。渡辺氏が指摘している点ですが、客席の年令のことを考え思い切り欲望をむきだしにするのが躊躇されているのではないでしょうか。そんなことは考えず堂々と演じる役者もいましょうが、愛之助はブレーキがかかってしまうのでは?一度本興業で見てみたいです。

菊五郎・菊之助「今月のみどころ」 2010年7月

「桧垣」が出ますので、お京が狂言師となって大蔵卿の御前で舞を舞う場面も、菊之助にとっては見せどころです。(「今月のみどころ」音羽屋 尾上菊五郎/菊之助 オフィシャルサイト)
今月はお休みで、来月のお役について書かれています。「棒しばり」では松緑とイキの合った踊りが楽しめます。「桧垣」で女形の舞が見られるのはうれしいですね。

2010年6月3日木曜日

薬師寺奉納大歌舞伎 中村勘三郎「船弁慶」

平城遷都1300年祭
中村勘三郎「船弁慶」世界遺産薬師寺奉納大歌舞伎(株式会社ファーンウッド/中村勘三郎 中村勘太郎 中村七之助 の公式ホームページ)
6月5日チケット発売
平城遷都1300年祭で奈良の都はいろいろなイベントがあります。仏像や社殿を訪ねながら、中村屋の「船弁慶」を鑑賞なんていうのも結構ですね。

勘三郎、芸術金賞受賞 

芸術分野で国際的に貢献した人物を顕彰している米ワシントンの文化施設「ジョン・F・ケネディ・センター」は、今年の芸術金賞に安藤忠雄氏(68)ら日本の4人を選出したと発表した。受賞者はほかに、バイオリニストの五嶋みどりさん(38)、歌舞伎役者の中村勘三郎さん(55)、演出家の・蜷川幸雄さん(74)。(ジョン・F・ケネディ・センターの芸術金賞 安藤忠雄氏ら日本の4人選出 - MSN産経ニュース)
勘三郎は先日のテレビ出演の時、メダルを持参うれしそうでした。勘三郎はアメリカ公演が認められたと喜んでいました。いまや歌舞伎俳優も国際的に!

上村以和於の劇評 2010年5月大阪松竹座

松竹座を見てきた。團菊祭と言い条、その実菊之助奮闘公演の趣きでもある。玉手はよかった。始めの出から母親に訴えかけるところなどを見ていると、アア、玉手というのは本当はこんなに若いのだ、ということを、まざまざと実感させられる。(略)それで、濡衣になると、黒の 衣裳がよく似合って、役の位にきちんとはまっている。端倪すべからざるものを感じさせる。『髪結新三』では勝奴をやる。これがまた、新三との距離間のいい、小気の利いた若い衆になっている。こういうバランス感覚を、どこで身につけたのだろう? あるいは父譲りであるのかもしれないが、父のこのぐらいの年齢のときよりも、中身がよく詰まっている。つまりこれらの役々が、どれもいかにも実感があるのは、中身のつまり具合が、それぞれの役に応じて程がいいからだ。玉手はかっちり詰まっている。勝奴は少しゆとりを持たせている。團菊祭のなかでひとり花形歌舞伎をやっているようなものだが、それが、存在感を示しながら、決して妙に突出したり浮き上がったりしない。(演劇評論家 上村以和於オフィシャルサイト)
菊之助初役の玉手を見なかったのが悔やまれます。祖父梅幸が国立で通しで演じた時の思いを重ねてしまいます。しかし、彼はこの時の祖父より20才ちかく若い。それでこの評価はすごいです。
菊之助の評価を上村氏は言い当てていると思います。よく、先輩方が行儀の良い役者になれ、と言いますが、それぞれのお役の分をわきまえているという意味だと思います。正に菊之助は存在感を示しながら、決して妙に突出したり浮き上がったりしない 

玉三郎の今月のコメント 2010年6月

獅童さんは私よりも一世代後輩になります。更に一世代後輩の隼人さんとも共演させていただきます。私も二世代ほど上の大先輩の方々に抜擢をしていただきまして、今の経験を積ませていただきました。今更ながら抜擢をして下さいました先輩方をありがたく思い、そのご恩として後輩に渡して行かなければと思う次第でございます。(坂東玉三郎ページ)
南座の舞踊公演へのコメントを書かれています。後輩を育てるということは大変なことだと思います。お稽古を指導するより、共演したほうが数倍の効果があるでしょう。

ブログ アーカイブ