2010年12月9日木曜日

渡辺保の劇評 2010年12月国立劇場

異本「忠臣蔵」(2010年12月国立劇場)
この企画は頂けません。「仮名手本忠臣蔵」というタイトルから変えるべきです。一番重要な大序、この物語の主人公とも言える勘平の五・六段目抜きの「仮名手本忠臣蔵」なんて考えられません。新しい解釈というより、抜いた部分の穴埋めだと思われます。個人的には歌舞伎の代表作であるこの狂言をもっと大事な宝物を扱うように大切に扱って欲しいと思います。