2011年3月28日月曜日

「六世中村歌右衛門を語る」

「六世中村歌右衛門を語る」
日時:2011年3月31日(木)14:45~16:15(開場14:15)
会場:早稲田大学小野記念講堂(27号館小野梓記念館地下2階:定員200名)
講師 :中村梅玉(歌舞伎俳優)、山川静夫(フリーアナウンサー、エッセイスト)
司会:児玉竜一(早稲田大学教授)
※入場無料・事前予約不要
(早稲田大学坪内博士記念 演劇博物館)
今月演舞場では十年祭が行われました。今年も桜の季節、名優六世歌右衛門を偲んでの対談があります。

4月演舞場は團菊共演

「いま公演を行うことに批判もあるでしょうし、直前に中止ということになるかもしれない。でも自粛ムードの中で“やりましょう”という気概が必要。それが荒事芸に生きる市川家の社会的貢献の形だと思っています」
(東京新聞:<歌舞伎>團菊、東京で1年ぶりの共演 新橋演舞場 4月大歌舞伎:伝統芸能(TOKYO Web))
今年も團菊祭は大阪でやることになりました。毎年一番楽しみにしていた團菊祭が東京で見られないのは寂しい限りです。そのかわりに4月に成田屋、音羽屋が共演してくれるのでしょう。
お国の一大事に歌舞音曲は控えるのが良いと思う方もいらっしゃると思いますが、滅入っていても暗くなるばかり、お芝居を見て憂さを晴らし明日の活力を頂いて元気になって帰るのもよろしいのではと思います。

世代交代の「権三と助十」

夜の部で菊之助と二人で白拍子に扮(ふん)して大曲「男女(めおと)道成寺」を踊る。十八年前の二世辰之助襲名公演で七世尾上梅幸と一度踊っているが、「同世代できれいな菊之助さんの隣でどう負けずに白拍子を踊るか、なかなか難しい。四月一番の課題ですね」と笑う。
(東京新聞:<歌舞伎>尾上松緑が初役の助十 被災者への追悼込め 日々の舞台勤める:伝統芸能(TOKYO Web))
菊五郎・三津五郎から三津五郎・松緑へとバトンが渡されます。岡本綺堂の江戸長屋の人々の暮らしがイキイキと描かれた名作です。大岡政談も絡み話が盛り上がります。序幕の上手七夕飾りが次の幕でなくなります。時間の経過を表しています。
松緑襲名の時は梅幸と踊ったのですね。今回は同世代の菊之助と踊る訳ですが、このコンビでいろんな所作事を実現してほしいです。

2011年3月25日金曜日

芸能花舞台最終回(再)27日

「舞踊「かさね」」
(与右衛門)十五世市村 羽左衛門、(かさね)六世尾上 梅幸、(スタジオゲスト)尾上 梅幸、(スタジオゲスト)市村 羽左衛門
(NHK 番組表)
雀右衛門の「豊後道成寺」も貴重映像ですが、「かさね」は昔の映像に加えて当時の梅幸、羽左衛門も登場です。

2011年3月22日火曜日

團菊祭五月大歌舞伎  2011年5月大阪松竹座 演目と配役

團菊祭五月大歌舞伎
(歌舞伎美人(かぶきびと) | 團菊祭五月大歌舞伎の演目と配役)
今年も大阪での開催です。音羽屋の若手が大活躍で楽しみですね。

コクーン歌舞伎第十二弾 「盟三五大切」 2011年6月 シアターコクーン

中村橋之助、尾上菊之助、中村勘太郎出演
(渋谷・コクーン歌舞伎 第十二弾 盟三五大切(かみかけてさんごたいせつ) | Bunkamura シアターコクーン)

今回は菊之助が参加です。どんな演出になるのか興味深いですね。

菊五郎・菊之助役者の言葉 2011年3月

思いがけないこの緊急時ではございますが、私たち歌舞伎役者は懸命に舞台を勤めなければならないと、今、改めて思います。不安や心配に心を満たされる時、舞台をご覧になることで、現実の厳しさから、いっときお心を解き放す事ができれば、なによりの喜びです。(「菊五郎・菊之助 役者のことば」音羽屋 尾上菊五郎/菊之助 オフィシャルサイト)
菊之助さんからのお見舞いのコメントです。演じられる役者さんも心を入れ替えて舞台に上がるのは辛かったと思います。今日見て参りましたが、皆さんそれぞれのお役を精一杯演じておられ、被災された方には申し訳ありませんが、しばしの間楽しむことができました。
大地震前に菊五郎さんが今月のお役について書かれています。合わせてご覧下さい。

2011年3月21日月曜日

渡辺保の劇評 2011年3月国立劇場

手が洗いたいといって水を汲ませ殺しになる具合がまことにうまい。ことにお松を井戸へ落として井戸に片足をかけてグッと覗き込んだきまりが凄味があって上出来。 (2011年3月国立劇場)
南北の色濃い狂言で仁左衛門が悪役二役を演じるというので、前評判がよく、楽しみにしていた方も多かったと思います。是非再演をして頂きたいですね。私は初日に見ましたが、筋立てはすっかり飛んでしまいましたが、この井戸のシーンだけは覚えています。

五月大歌舞伎 新橋演舞場5月 演目と配役

五月大歌舞伎(歌舞伎美人(かぶきびと) | 五月大歌舞伎の演目と配役)
昼の部は「天下茶屋」の通し、夜の部は「籠釣瓶」と季節にぴったりの舞踊「あやめ浴衣」です。

2011年3月4日金曜日

三津五郎の今月のメッセージ  2011年3月

また「芸能花舞台」もリニューアルされ、NHK教育金曜夜10時からの1時間枠に放送日が移動、「にっぽんの芸能」という番組に変わります。その第1回の放送が4月1日(金)で、私の忠信、時蔵さんの静御前で「吉野山」が放送されます。ぜひご覧ください。(坂東三津五郎公式ホームページ)
今月ほ舞台はお休みとのことですが、良い情報を教えて頂きました。金曜夜10時~1時間になるそうです。そして一回目が「吉野山」楽しみです。

渡辺保の劇評 2011年3月新橋演舞場

菊之助の浮舟は、歌右衛門ともその後のいろいろな浮舟ともかわっていて、この東国育ちの青春の性の煩悶を自然に表現している。(2011年3月新橋演舞場)
役の性根を自分の中に置き換えて演じているのだと思います。玉手にしても俊徳丸に恋する情念を自然に表現できていたように感じました。今を生きる女形ですね。
初日、昼の部を見ましたが、渡辺氏と同じことを感じました。菊吉二人が舞台に現れると途端に芝居がイキイキしてきます。セリフのキャッチボールが面白いです。夜の部の「浮舟」が楽しみです。

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