2011年3月4日金曜日

渡辺保の劇評 2011年3月新橋演舞場

菊之助の浮舟は、歌右衛門ともその後のいろいろな浮舟ともかわっていて、この東国育ちの青春の性の煩悶を自然に表現している。(2011年3月新橋演舞場)
役の性根を自分の中に置き換えて演じているのだと思います。玉手にしても俊徳丸に恋する情念を自然に表現できていたように感じました。今を生きる女形ですね。
初日、昼の部を見ましたが、渡辺氏と同じことを感じました。菊吉二人が舞台に現れると途端に芝居がイキイキしてきます。セリフのキャッチボールが面白いです。夜の部の「浮舟」が楽しみです。