2011年6月9日木曜日

河村常雄の劇評 2011年6月新橋演舞場

今月最も賞賛したいのは、幕開けのこの舞台である。

吉右衛門の平三は、花道の出から風格といい、正義といい申し分ない生締物。刀の目利きに鋭さがあり、義太夫に乗って手水鉢を切る。花道の引っ込みでは爽やかな風が吹く。時代物の重みに、愛きょうの加わっているのが吉右衛門の芸だ。
(河村常雄の劇場見聞録 : エンタメ : YOMIURI ONLINE(読売新聞))

「頼朝の死」がとても良いとの事です。時代物の重厚さに愛嬌が加わった吉右衛門の平三は必見ですね。