2012年3月8日木曜日

渡辺保の劇評 2012年3月 国立劇場

ことに首実検に行こうとして義経に呼び止められ、舞台上手の天井を見返ったところが、その顔立ち、その姿、その大きな目が輝いて印象的であった。平山見得や制札の見得も運びに癖はあるものの立派なのは、役の内容が充実してきたからである。ハラの吉右衛門、ワザの仁左衛門に対してニンの熊谷。
(2012年3月国立劇場)
團十郎の熊谷が良いとの事。前半を丁寧にやったことと、團十郎自身が病室で熊谷の考察を深く考えたことが要因だと考えます。明日の観劇が待ち遠しいです。