2012年8月18日土曜日

パルコ劇場「三谷文楽 其礼成心中」の劇評

現代演劇の才人、三谷幸喜と伝統芸能の出合い、その結果は……上々吉と出た。人形浄瑠璃といえば近松、近松といえば心中もの、その裏側を描くこの「三谷文楽」は現代の言葉で元禄の昔を探検する。初心者にはわかりやすい文楽入門となるし、最高に厳しい見巧者であっても「それなり」に楽しめる軽快なコメディーだ。(パルコ劇場「三谷文楽 其礼成心中」 名もなき民の悲嘆に光 :日本経済新聞)
日経新聞編集委員、内田洋一評。かなり長文です。近松の作品を知っている上で見ると確かに面白いかもしれません。文楽界に新風を吹き込んでくれたのはうれしいです。