2012年10月22日月曜日

小玉祥子の劇評 2012年10月 国立劇場

三津五郎が、純朴で強情な多助を魅力的に造形。愛馬の青に別れを告げる長セリフが聞かせる。父角右衛門、母お清(東蔵)との再会も見せ場。道理を通すためにあえて非情に振る舞う父の前で必死に耐える姿がいい。団蔵の剛直さ、東蔵の情が情趣をもり立てる。三津五郎は小平では切れのいい悪党ぶり。(歌舞伎:塩原多助一代記 三津五郎、魅力的な主人公=評・小玉祥子- 毎日jp(毎日新聞))
多助という人物がまるで三津五郎自身のように一体化していて、自然とストーリーに引きこまれます。