2013年3月11日月曜日

散策:目黒界隈

3月9日、春の陽気になり散策日和、いつものお仲間6人で目黒界隈を散策しました。取りあえず五百羅漢寺を目指すとして、行人坂を下り目黒雅叙園を経て五百羅漢寺へ到着。写真のらかん茶屋で昼食を食べ、境内へ進む。いろんな表情の羅漢が一体一体並んでいます。この寺は元禄年間は江戸本所に建立されていましたが、明治41年に目黒に移りました。536体の木像羅漢像はかろうじて雨露をしのぐ状態であったのを昭和54年に再建計画がたてられ56年に近代的お堂が完成し、目黒のらかんさんとして蘇ったとのことです。



らかん茶屋



蛸薬師として親しまれている目黒成就院

境内のしだれ梅がきれいでした。社務所を覗くと鳥居清長の「矢の根」の絵が3000円で売っていました。なんで矢の根が?と思ったら清長が奉納したとか、本物は国立博物館にあるそうです。
歌舞伎に少しでも関わりがあるとうれしくなります。

蛸薬師境内のしだれ梅
目黒不動尊へ行く途中に霊園の募集をしているさるお寺があり、門の前両脇に門の屋根に届くほどの高さの狛犬があって、目を引きました。私たちの会話を聞いていた商店のおばさんが「あれは銀座アスターの社長が寄贈したんですよ。」と教えてくれました。ぶらぶら散歩にはこんな楽しい一コマもあります。さて次は目黒不動にむかいました。大きな立派なお寺です。門をくぐってすぐ左手に白井権八と小紫の比翼塚がありました。権八はこの近くの東昌寺に匿われていたそうです。
瀧泉寺(瀧泉寺 - Wikipedia)平井権八(平井権八 - Wikipedia)

白井権八と小紫の比翼塚



さて、雅叙園の隣の大圓寺を目指して、行きに下った行人坂へと歩きました。
大圓寺はお七吉三の所縁のお寺で、駒込の吉祥院とは違うお話がありました。


お七亡き後、吉三は諸国を行脚し江戸に戻り、目黒のこの地に落ち着き、隔夜、目黒と浅草浅草寺を往復して27年かかって壱万通いの行をして供養したそうです。
又、西運は行人坂の石畳、目黒川にかけた太鼓橋を寄付を募り作ったことで、この土地の人々に貢献したそうです。お七の死後の後日譚、こんなお話があるなんて初めて知りました。
西運は八百屋お七の恋人吉三の出家後の名(大圓寺)
目黒川の川沿いの桜を見に行かれたら、雅叙園のお隣の大圓寺へ足をお運び下さい。


※目黒の七福神: 目黒不動が恵比寿、岩屋弁天の蟠龍寺は弁財天、大圓寺が大黒天。
七つの内の三つが今日回ったところで、あとは白金のほうになるそうです。