2013年5月26日日曜日

西本ゆかの文楽評:2013年5月国立小劇場

続く「天満紙屋内より大和屋の段」は51年ぶりの通しで咲大夫。夫と愛人に献身するおさんの理性の菩薩(ぼさつ)と感情の修羅が一分の隙もない緊迫感で語られる。間合い絶妙な燕三の三味線と共に、心中に向かうまでを大きな運命のうねりで描き、展開の理不尽さを忘れさせるのも通しの効果なのだろう。(朝日新聞デジタル:国立劇場「文楽五月公演」)
51年ぶりの 「天満紙屋内より大和屋の段」上演で心中に向かうまでの心の動きがよく分かると思います。