2013年5月6日月曜日

上村以和於の随談第472回 勘三郎随想(その9) 4.「に」の章

十八代目勘三郎襲名の公演は、二〇〇五年三月から五月まで三ヵ月にわたる東京歌舞伎座での披露からはじまって、二〇〇六年十二月、京都南座の顔見世を兼ねての興行まで二年がかりでおこなわれ、勘三郎は幾つもの役を演じたが、その中で、勘三郎の現在(いま)を語る上でひと役を挙げるとすれば髪結新三だったと私は考える。  それは、舞台成果として出来がいちばんよかったというだけではない。新三という役に勘三郎の現在の在り方が集約的にあらわれていると思うからである。(演劇評論家 上村以和於オフィシャルサイト)
新三の役を取り上げ考察している、非常に興味深い文章です。