2013年8月8日木曜日

染五郎の「言いたい放談」 8月7日付東京新聞

傾奇おどり
渋谷区で4年前から始めた「渋谷金王丸伝説」「渋谷かぶき音頭」の振付のお話です。
和太鼓、尺八、箏が洋楽とコラボしたロックのような激しい現代邦楽にのせて、斬新なデザインの古着を着て、とにかく踊りまくる創作舞踊。「激しく傾くおどり」の意味で「傾奇おどり」と称して演出、振付をしています。創作する産みの苦しみはありますが、イメージを膨らましている時の感動、そして踊り手に踊ってもらうと、自分のイメージ以上のものに進化していく。作る楽しみを感じています。
振付した「渋谷かぶき音頭」では一生懸命踊っている子供たち、そのエネルギーに負けずに熱くおどる大人たち。皆のキラキラ輝く瞳に幸せな感動を頂きました。創造と感動をいつまでもいつまでも。
ロック調の音楽に乗って踊っている姿を想像すると、老若男女が楽しそうに踊っているちょうど「阿国かぶき」のような気がします。