2013年8月11日日曜日

天野道映の劇評 2013年8月 歌舞伎座

「棒しばり」は三津五郎の次郎冠者が、ベテランらしい見事な踊りである。二つの桶(おけ)を担う形で両腕を棒に縛られて、能「融」の一節を舞う姿が、能の格調を写すと同時に、見事に能のパロディーになっている。その表裏一体の面白さ。(朝日新聞デジタル:歌舞伎、次代へ挑む 「八月納涼歌舞伎」「ABKAI」)
勘三郎と踊っていたときはずっと太郎冠者でした。今回次郎冠者を良く勤められるのも、相手役を周知していればこそと思います。