2013年8月4日日曜日

渡辺保の劇評 2013年8月 歌舞伎座第二部

十六年ぶりの三津五郎の新三が初演とは一変した上出来。今月これ一番とい う出来である。(2013年8月歌舞伎座第二部)
江戸の風を感じる役者です。橋之助の源七とのやりとりが楽しみです。

もう一つは、秀調の持ち役車力の善八。今日では余人をもって代えがたい、 切ってはめたような出来になった。ニンもあるが当人の努力の結果である。(2013年8月歌舞伎座第二部)
車力の善八はこの人以外考えられません。初めて見た時から、このお役の性根を掴んでいて感心しました。