2013年8月22日木曜日

芸の真髄シリーズ第七回「江戸ゆかりの家の芸成田屋」

この企画は1年前より決まっていて、團十郎が出演の予定でした。残念なことにそれは叶わず、海老蔵、ぼたん、紅梅三人で成田屋の芸を継承していくということになりました。いわば御三方の決意をみた会でした。河東節「助六」は素踊りで海老蔵が踊りました。歌舞伎座の舞台を彷彿させる颯爽とした助六でした。「妹背山の道行」は文楽座出演で盛り上がりました。歌舞伎で見る時もそうなんですが、求女と橘姫との踊りが長くて少々ダレましたが、お三輪が出てからは面白くなりました。
歌舞伎十八番「鏡獅子」、成田屋の家の芸を九代目團十郎、十一代目團十郎、十二代目團十郎、誰よりも現海老蔵はいっぱい踊っています。弥生は初演当時より回を重ねるうちに大分良くなっています。後シテは力強く勇壮で隈取りも似合い申し分ないのですが、毛振り90回はやり過ぎです。
胡蝶に福太郎君が出ていて「成田屋!」大向うがかかっていました。来年のこのシリーズは坂田藤十郎です。