2013年8月25日日曜日

松也自主公演 第五回 挑む 傾く者の繋ぐ技量


終演後に頂いたお花とプログラム

メンバーの千社札

第五回「挑む」は亀三郎さんを迎えての会で、とても面白かったです。
初めは、尾上菊之丞振付の長唄「助六」。松也が素踊りで踊りました。黒紋付に袴姿がよく似合っていました。今年のお正月「対面」の五郎を勤め、6月には海老蔵の「助六」で男伊達のお役でずっと見ていたので、いつかは助六をやってみたいと今月号の演劇界で言っていました。その思いがハラにあって、五郎を感じ、又助六の色気も表現していたと感じました。
二つ目は「三人吉三」大川端の場、お嬢吉三:市川左字郎、お坊吉三:尾上音市郎、和尚吉三:澤村國也。この三人は実力もありセリフも上手で期待していましたが、誰がどうという訳ではなく黙阿弥の芝居の醍醐味まではいきませんでした。世話物ほど難しいと言われていますが、やはり容易くないようです。
三つ目は「身替坐禅」、山陰右京:尾上松也、奥方玉の井:坂東亀三郎、太郎冠者:尾上松五郎、侍女千枝:市川左字郎、小枝:尾上隆松。
坂東 亀三郎 ‏@otowayabando 8月23日 身替座禅の玉の井。 あまり役について観る人の自由だから細々と話したくはないのだが、 不細工な恐妻が浮気される!と言う単純な話しとは解釈していないので、僕は綺麗めな化粧で所謂重い女、愛が強過ぎる奥さんが浮気されるどちらにも非がある話として勤めています。 以上。(Twitter)
ツィッターで言われているように、顔は全く普通!というかキレイでした。右京を思う気持ちが強くて融通のきかない硬い奥様。方や右京の方はほんわか柔らかい浮気な性格。この対比が面白かったです。この顔合わせで本興行で見たいものです。
メンバーが共に創っていく手作り感があり、暖かい雰囲気の会で、今後も応援したいと思いました。