2014年1月20日月曜日

石井啓夫の劇評 2014年1月 歌舞伎座

“笑い”が台詞(せりふ)を超え芸となる作品が昼に並んだ。「天満宮菜種御供(なたねのごくう)」から菅原道真太宰府流罪の裏事情を描く1幕「時平(しへい)の七笑」。道真(中村歌六(かろく))に同情する裏で流罪を画策したのが藤原時平(片岡我當(がとう))。道真が去った後に1人笑う。冷笑がほころび哄笑(こうしょう)になる我當のおはこ芸。幕が下りても笑い続ける。続く「石切梶原」が松本幸四郎の大歌舞伎。“二つ胴”の迫真から最後に見せる満面の笑みが絵となる。(【鑑賞眼】歌舞伎座 寿初春大歌舞伎 最後に見せる満面の笑みが絵に - MSN産経ニュース)
 「時平の七笑」他の人のを見たことありません。