2014年2月22日土曜日

「素襖落」の太郎冠者の扇子の絵は蝙蝠(松緑日記)

その「素襖落」の太郎冠者は蝙蝠が描かれた扇子を用いる 我が家だけの家訓なのか、他家でもそうしているのかは調べていないので不明なのだけれど、曾祖父の頃からこの「素襖落」の蝙蝠の扇子だけは自分で描く事になっている 祖父の初演の時は曾祖父が、父の初演の時は祖父がその絵を描き、再演からはそれぞれ自らが作の絵である 今回、僕だけでなく作品全体を監修してくれる市川團蔵さんにも「初演だが、君も自分で描いた方がより舞台に思い入れが深くなる」と言って貰い、自分でもそう思ったので先月、生まれて初めて扇面に蝙蝠の絵を描いた
その内に僕の絵だけではなく、曾祖父、祖父、父の蝙蝠の扇子もこのホームページのギャラリーに画像を出すつもりなので、それぞれ、どんな雰囲気なのかを見比べて貰えたら幸いである ちなみに、僕個人の趣味では三人が三人共に独特の味が有って上手いと思うけれども、中でも曾祖父のが一番、蝙蝠っぽくて好きだ 祖父のは一番シンプルで、父のは漫画に近いイラスト的な気がする(尾上松緑、藤間勘右衞門の日記)
蝙蝠の絵ということは知っていましたが、太郎冠者自身が書いているとは初めて知りました。踊りを見ながらお扇子に注目しましょう。代々の蝙蝠の絵を紹介して下さる由、楽しみです。