2014年6月3日火曜日

玉三郎の今月のコメント 2014年6月

3年前に鎌倉の花火大会に行っておりました時に、花火が上がるたびに携帯電話で撮影されている人達が沢山いました。そして今回の「フエルサ・ブルータ」でも面白い場面では携帯電話を取り出して撮影している人が多くいました。その場で自分が生で体験していることよりも、カメラの小さいレンズを通して見ることが頭脳に組み込まれてしまっている悲しさを感じたのです。私は生の舞台や、生で見る花火の素晴らしさを、自分の感覚として記憶したいのですが、現代は、写真や動画を通してでしか自分の感覚に取り入れられない世の中になり、本当の自分の五感で味わうことが出来なくなってしまったんだなあ・・・と思いました(坂東玉三郎ページ)
お芝居も音楽も「生」でしか味わえない感動があります。テレビで放送されたのを見ても劇場で体感したのとは大分違います。玉三郎さんの憂いは同感です。