2014年9月6日土曜日

河村常雄の劇評 2014年9月 歌舞伎座

河村常雄の新劇場見聞録
最後は「御所五郎蔵」。侠客・五郎蔵に染五郎、対立する星影土右衛門に松緑。2人は「仲之町」の出会いで、黙阿弥らしい七五調の名台詞を滑らかに聴かせる。松緑はこのところ台詞がよくなっている。 「甲屋奥座敷」で五郎蔵に愛想尽かしをする傾城・皐月の芝雀もいい。五郎蔵の女房でありながら傾城に身を落とした女の哀しさがある。昼の部は、「菊畑」や「法界坊」で今ひとつだった以上3人が、若々しく、かつ落ち着きのあるいい芝居を見せている。(河村常雄の新劇場見聞録)
河村氏も夜の部が良いと言ってます。松緑が痩せてスッキリしたのは良いのですが、頬がこけてもう少し太って欲しい。同じ七代目幸四郎の曾孫でも、染五郎と松緑随分カラーが違います。衣装の色も各々に似合っていて、目も楽しかったです。