2014年9月26日金曜日

ようこそ歌舞伎へ 勘九郎の貢

父は歌舞伎の場合は、「役が6割の役者4割ぐらいで演じたほうがいい」と言っていました。「勘太郎が出てきましたというように、ぱっとやったほうがいいんだよ」とよく注意されました。僕はどちらかというと、役のことを考え、その役になりきろうとするタイプの役者です。そうではない部分を出したほうがいいということですね。  それを念頭に演じるようになったのは、襲名披露をした後だったと思います。前の貢のときは初演で余裕もなく、役になろうとしておりました。今回は僕が演じる貢になればと思います。(歌舞伎美人 ようこそ歌舞伎へ「中村勘九郎」 4/4)
役者の魅力を表に出したほうが良いということですね。