2014年12月26日金曜日

【浅草歌舞伎新時代】中村種之助、勘三郎さんの言葉で芽生えた責任感

10年1月、その勘三郎さんとの「京鹿子娘道成寺」での共演が忘れられない。所化役だった。「お父さんにそっくりだね。うれしいよ」と言われた。「何がうれしいのかな? その意味がよく理解できなかったんです」  当時16歳。歌舞伎俳優をやっていく上で心のどこかに迷いがあったのかもしれない。公演がだいぶ進んだころ、再び勘三郎さんに、こう言われた。「君、いくつだい? そのころのお父さんはもっとうまかったよ」  揺れ動く種之助の心中を見抜き、あえて厳しい言葉を投げかけたのではなかったか。「うわぁ~、父と比べられてしまった、と思った。それまで比較されたことすらなく、意識もせず。でも役者として自分がそういう時期に立ってるんだな、と思い知らされたんです」(【浅草歌舞伎新時代】中村種之助、勘三郎さんの言葉で芽生えた責任感 : 芸能 : スポーツ報知)
大勢出ている所化の一人ひとりのことを見ているんですね。こういう声掛けが若い者を奮い立たせるのですね。