2015年3月13日金曜日

「芝居あれこれ」髪結新三の手拭浴衣

湯屋(銭湯)からの帰りという設定で、湯上がりの浴衣姿の新三が、花道の揚幕から登場します。この浴衣は、配り物や寺社への奉納のための手拭を継ぎ合わせて作ったという設定です。新三が買う「初鰹」と併せて、初夏の季節感を巧みに表現しています。
なお、今月、新三役の中村橋之助が劇中で使用している「しんば」の手拭は、2月21日に亡くなった坂東三津五郎が生前、初役で新三を勤める橋之助のために用意していたものです。(平成27年3月歌舞伎公演特設サイト|国立劇場)
手拭浴衣を羽織った湯上がりの新三、カッコイイ!いっぺんで惚れてしまいます。