2015年4月20日月曜日

児玉竜一の劇評 2015年4月 平成中村座

昼の「魚屋宗五郎」は、勘九郎が江戸の世話物の骨法を守って、慎み深い前半がとくにいい。妹の死の真相を知って禁酒を破る眼目も、初役とは思えぬ充実だが、時に現代語調が混じるのが惜しい。七之助の女房、片岡亀蔵の父、坂東新悟のおなぎ(18日からは中村児太郎)らのアンサンブルも健闘。((評・舞台)平成中村座 勘九郎、初役と思えぬ充実:朝日新聞デジタル)
現代語調の台詞のお芝居をよく演っているので、油断すると江戸言葉が崩れてしまいます。