2015年4月25日土曜日

初代鴈治郎の碁盤太平記(「歌舞伎四〇〇年の言葉」ブログ)

今月(2015年4月)歌舞伎座で上演されている「碁盤太平記」ですが、昭和八年六月に大阪で初代中村鴈治郎と六代目尾上菊五郎が、この演目で共演しています。 「碁盤太平記」は言うまでもなく、鴈治郎の出し物で、これに六代目が岡平に付き合うという豪華版でした。 (この時が二人の初共演で、ほかに六代目の松王丸、鴈治郎の源蔵で「寺子屋」などが出ました) この芝居の中で、六代目が「流石に一度は主人と仰いだ高家のことを、忠義のためとは言いながら、何から何まで知らせてしまうことを恥じる気持ちで、手に持っている碁石を置直さずに、捨ててしまうことにしてみたのです」という工夫をします。(初代鴈治郎の碁盤太平記|「歌舞伎四〇〇年の言葉」公式ブログ)
普段共演しない役者さんが組むと、思いもよらぬ収穫があるのですね。