2015年5月27日水曜日

上村以和於の今月の舞台から 2015年5月

去年は「菊五郎の孤独」を思い遣った團菊祭だったが、今年は「新生」團菊祭をそれなりに楽しむこととなった。越前守には多少その気配もないでもないが、め組の辰五郎の菊五郎には孤影はない。むしろめ組を菊五郎劇団に、辰五郎を菊五郎自身になぞらえながら、私は楽しく見た。
猿之助も生き、中車も生かすことが出来るのは、まず自分の家の蔵の中にいっぱい眠っている、いや、蔵から出してくれるのを待っている遺産がいろいろあるのではないかということである。(演劇評論家 上村以和於オフィシャルサイト)
前進座、文楽評もあります。