2015年5月23日土曜日

空前の新作歌舞伎ブーム

現在、作られている新作歌舞伎には江戸時代の歌舞伎が持っていたエンターテインメント性が満載。歌舞伎の大切な決まり事は守りながら、その上に、自分たちの感性を生かして、現代人に合う題材や演出、テンポで、新しい歌舞伎を作ろうとしているのである。
児玉さんは「昔の新作歌舞伎は、歌舞伎をよく知っていて、その上に役者のことをよく知っている作家が書いたものだが、いまの新作歌舞伎は演者主導になっている」と分析する。  「若い役者が、自分たちを違う目で見てくれる作家と対決することで、新しいものが生まれる可能性がある。しかし歌舞伎俳優側が主導的立場に立ち過ぎてしまうと、対決すべきものに出合わず、ただ、自分たちのやりたいようにやるだけという危険に陥ることも考えられる」(新作歌舞伎、花形たちが続々 海老蔵、獅童はスター・ウォーズばり?「駄足米太夫」(4/4ページ) - 産経WEST)
作家がある役者に惚れて、その役者に書き下ろすというのが従来の新歌舞伎のあり方だったと思います。最近の傾向はちょっと違っています。若い観客動員にはかなり成功したとも思いますが、やはりこのまま走り続けてよいのか?立ち止まってみる必要があるのではないかと思います。